ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 134号

ひとつぶ便り 134号(2013年6月28日便)

 いつもありがとうございます。5月、そして6月半ばまであれほど乾燥していた日々を忘れそうになるほどに、雨が毎日降っています。少し前に「恵みの雨」と言われた雨たちは今では「降りすぎだ」と言われているのを耳にします(笑)。雨が降って湿った畑を踏むと土が固くなってしまうので、入らない方がいいと一般に言われますが、雨が降ればそれだけ草も伸びるので、こう雨ばかり降っていると畑が湿っていようが畑に入って草をとる必要があります。地元の方たちも小雨の中、畑に入っているのを見かけます。今日(25日)も時々雨が降るような天候で、畑に合羽を持っていかないといけない天候でした。
 晴れが続けば雨が恋しくなり、雨が続けば晴れが恋しくなりますね。

娘たちのこと
 先日、長女・葉菜(4歳)が通っている「森のようちえん」にて、5月&6月の誕生日会がありました。現在6人の園児のうち、うちの葉菜ちゃんが5月生まれで、6月生まれの子が一人います。この誕生日会では、お祝いされる子どもの親が、子どもたちの為に何か出し物をすることになっていて、僕らは何をしようかと考えた結果、紙芝居を作ることにしました。題して「葉菜ちゃんの生まれた日」。「お父さん卵(精子)」と「お母さん卵(卵子)」の出会いから、ゆっこさんのお腹の中で大切にされて育ち、そして生まれてくるまでの話。二人で相談して作りましたが、最終的に文も絵もゆっこさんが作りました。もちろん全て事実に基づいています。葉菜ちゃんが幼稚園に行っている間などに書いて、とてもいいものができたと思います。何度か読むまで僕は涙無しには読めず、今でも油断すれば泣きます。葉菜ちゃんや花野ちゃんが生まれたときのことを思い出すと、涙が出ます。それほど「こみ上げてくる」とか昂ぶる感じもしないのですが、涙が出るんです。
 さて肝心の幼稚園での発表の日、葉菜ちゃんはどういう反応をするかなと思っていましたが、とても真剣に見て、聞いていました。そして、家に帰ってきてから葉菜ちゃんが「読んで」と言ったので、ゆっこさんが読んだらまた「読んで」、と言って、結局4回続けて読みました。そしてゆっこさんに抱きつき、感極まった様子で涙ぐみ、というあまり見たことのない姿を見せてくれました。
 そもそもこの紙芝居を作った目的は、葉菜ちゃんに愛とか感謝といった気持ちを伝えること。大切に思われて生まれてきて、大切に思われながらここまで育ってきたんだということを伝えたかったわけです。まさに、それが出来たのかなと思います。嬉しかった。と同時に、普段ここまで伝わってはいないんだなということの裏返しでもあるのだと思います。イベントというか、特別な場だからこそ伝わるということもあるし、とても素敵な誕生会でしたが、そういった場だから、ではなく普段の日常から愛情を目一杯感じていて欲しい。もっともっと愛情を具体的に伝えなきゃなと思います。そして、自分で自分を目一杯愛せるようになって欲しいのです。葉菜ちゃん、いつも本当にありがとう。
 次女・花野(かや)ちゃん(あと数日で1歳!)はますます立ったり歩いたりするのが上手になってきました。ノリのいい音楽が流れると立ち上がり、踊ります。今日は両手を上げて腰を振っていました。いやぁ、人って踊るものなんだなぁと、感心します(笑)。そして僕も踊ります。葉菜ちゃんはもちろん、踊っています。先週かかっていた突発性発疹は完全に治り、すっかり元気。顔をくしゃくしゃにして笑うのが最高にチャーミングです。最近は少しいたずらも覚え、こちらの顔を見ながら「これやったら困るでしょ?」という不敵な笑みを浮かべながら例えばご飯だらけの手でベッドのある部屋に駆け出すとか、そういうことをして、「やめてー」と言われるのを楽しんでいます。なかなか・・・。

今週のお野菜セット
 先日掘りたての新ニンニクが入ります!ニンニクは前の年の9月半ば頃に一片ずつ植えつけて、年を越して6月末に収穫します。栽培期間が長い作物です。麦なんかもそうですが、マイナス20℃の八千穂の冬、極寒も雪もなんのそので越冬するわけです。すごい!
 カリフラワーがなかなかきれいにできていて、今回も入ります。うちの定番メニューはカレーフリッター。その他スープに入れても茹でてサラダに入れてもいいし、色々とご利用ください。こちらは3月に育苗ハウスの中で種をまき、4月半ばに畑に植えられ、4月20日から21日にかけての大雪、5月の遅い霜にも負けずに育ってきたものたちです(レタス類も同様)。土の力と野菜そのものが持つ生命力に、感謝、感謝です。ありがとう。
 ズッキーニはまだ小さい(成長のスピードが早いので明日にはいいサイズ)ですが、入れておきます。これから、どんどん採れます。ヤバイほどに採れます。

お客さん募集中!
 ひとつぶ農園はお客さんを随時、募集しております。一言で言えば生産過剰な状態があります。僕らの営業下手もあり、誰かに食べられることなく僕らが食べることもなく畑で生涯を終えるような野菜がたくさんあります。そして僕らは非常に収入が少ないということは、もっと営業をがんばらなきゃいけない、ということですか。
 ということで、皆さんの周りにお野菜を欲しい、興味がある、というような方がいらしたら、是非ご紹介ください。これから夏の実もの野菜が増えてきて、セットの内容も華やかになってきます。贈り物や、単発の注文もどうぞ。送料込み2000円のお試しもあります。
 営業、大切ですが、健康な土と野菜を育てることが何より基本だと思います。各作業の段取りとか、本当にまだまだ全然よろしくないことがたくさんあります。改善していきたいです。農業も暮らしも、もっと丁寧に。もっと優しく。もっと楽しく! 健

ご注文方法などについてはこちらをご覧ください。
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突然ですがピタパンを焼いてみましょうのコーナー。

最近はもっぱらカンパーニュを焼いておりますが、今日の朝はピタを焼きました。会津にいた頃に教わったもので、時々焼きます。発酵パンを焼くようになったのは結構最近なので、それよりピタパン歴のが遥かに長い。美味しいし、オーブン使って焼くよりもフライパンと直火で焼くほうがエネルギー効率もかなりよさげ。とにかくまぁ平パンもとても好き。

酵母入れて発酵させた生地でもいいんだけど無発酵でもいいから、どこでも誰でも焼けるものです。粉と塩と水さえあれば。ということで作り方(笑)。

ピタパン(6枚分+0歳児用ミニサイズ1枚)

小麦粉(今日は全粒粉) 300g
水 180g(粉に対して60%ぐらいが扱いやすくて好み)
塩 5g(1.5~2%ぐらいがいいかしら。でもそんな正確に測れる秤がないので適当)

こねる。表面がつるっとするぐらいまで。10分もこねれば充分かと。で、分割して丸める。分割は細長く伸ばして大体同じ量になるように包丁で切るけどサイズは結構まちまちになるので小さいのは娘に、大きいのは大人が、みたいな感じです。


のばす。生地がくっついちゃうようだったら麺棒に打ち粉とか。あ、ちなみに麺棒じゃなくてうちではすりこぎ使用
(笑)。
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まずフライパン(うちのは鉄で油はひかない状態)で焼きます。弱火で、蓋をしてちょっと(30秒~1分くらいかしら)焼いたら手で生地持ってひっくり返してもう片面も焼きます。
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で、コンロに直接乗っけます。すると、プクッと膨らんできます。生地を薄くのばしすぎたり、フライパンで焼きすぎたりすると、膨らまないことが多いです。その場合は具を間に挟めないけど、上に乗っけたらいいだけの話なのであまり気にしなくていいです。そのときはピタパンではなくチャパティーと言えばたぶん大丈夫。何でも大丈夫。
また、弱火のままだとなかなか膨らまない場合はちょっと火力を上げるとプクッといったりします。あ、あと途中でここでも裏返すといいと思います。片面焼いてたら途中まで膨らんで、裏返したら全部膨らむ、ってことがあります。
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これで完成。冷めるとしぼみますが、ポケットはちゃんと残ります。半分に切って、ポケットを開いて、好みの具を入れてお召し上がりくださいませ。今日はリーフレタスとタケノコ味噌(タケノコとネギの粗みじんを炒めたものと味噌を合わせたもの)。和洋中、甘いもの、なんでも合うと思います。材料、粉と塩と水だけだし。
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発酵なくてもオーブン無くても焼けるパンです。もともと料理もそれほどしないしパン焼きなんて考えたこともなかった7年前ぐらいの僕とパンの距離を縮めてくれたパンです。そうやってパンづくり、というものをちょっと遠くに感じている人がもっとそれを身近に感じられるようになってくれたらいいなと、なんとなく思って、こんな記事を書いてみました。今日も、読んでくれてありがとうございます。

ひとつぶ便り 133号

今週も出荷終わりました!ありがとうございます!もうちょっと書き加えたほうがいいかなという点が出てきたので、追記しておきます。今回はすらすら書けて、まだまだ書けるという状態でしたがA4、2枚に到達したので時間的にそれで終わっておいたという感じ。いつもこんな感じだったらいいっす。

ひとつぶ便り(2013年6月21日便)

 いつもありがとうございます。15日に待望の、まとまった雨が降り、だいぶ畑が潤いました。5月、6月の日照りと少雨で、ちょっとの雨だと降っても降っても乾いているような程に乾いていました。表面までしっかり湿っている畑を見たりその土に触れたりするのが本当に久しぶりな気がしています。
僕らの畑は草も生えているし団粒構造もしっかりしているふかふかの土なので、保湿力は比較的高く、またこのあたりは昼夜の寒暖の差が激しいので朝露も降ります。そのおかげもあってか、野菜が干からびるほどではなくちゃんと育ってはいたのであまり心配していたわけではありませんが、それでも湿った畑を見て安堵する気持ちがありました。しかし!野菜たちにとって恵みの雨は、雑草と呼ばれるものたちにとっても大きな恵みです。土の色が見えていた畑も一気に草が生えて緑色に!ものによっては雨が降れば1日に10センチ以上伸びたりもするので、野菜たちが草に埋もれるのはあっという間。有機農業の世界では「草は適度に生えていたほうがいい」みたいな言われ方をしますが、僕らの実力からするとそう思ってできるものではなく、全力で草を刈ったり抜いたりして、辛うじて「適度に生えている」ような畑も一部ある、みたいな感じです。
何だかよくわからないのですが、今年はやたらと草取りが楽しい(笑)。もともと嫌いなわけではありませんが、今年は特に楽しい気がしています。野菜一株、草一本ともっと真摯に向き合いたいなと思います。ここ一週間、僕は主に草を刈ったり取ったりしています。

今週の野菜
 葉ものの多くが、とうが立ち、花が咲いて、先週はちょっと端境期であんまりものがないかな、なんて言っていたのですが先週も意外と色々出荷できて、畑の恵みに感謝。今週はキャベツやオカノリ、カリフラワーなどが新顔です。
 思えばキャベツやブロッコリーは、4月の大雪も強烈な霜も乗り越えて育ってきたタフな命たちです。中には雪や霜でやられた株もあります。苗の育ちがよく、いつもより早く定植できてしまったが為に、いつもよりちょっと過酷な環境で育ってきたものたちです。食べたらきっと元気になります。
 オカノリは粘りのある野菜。お客さんの反応を見ていると、なかなか人気がある印象。僕も好きです。まぁ僕は好きな野菜ばかりですが。暑い夏にぴったりの野菜だと思います。さっと茹でて細かく刻んでおかかとのりと和える「おかかおかのりのり」、美味しいですよ。
 トマト、ナス、ピーマン、ズッキーニ、色々と夏の実ものたちも育っていますが、八千穂の夏はゆっくりやってきます。もう少しお待ちください。ズッキーニは実も結構太り始めました。来週いけるかな?お楽しみに!

目から鱗
 野菜やお米の栽培に関して、僕らは農家出身ではないし、もともと知識も技術も皆無の、全くの素人。「研修」といっても1年かそこらで一人前になれる程のセンスは持ち合わせていなかったし、今でももちろん試行錯誤です。先輩農家を見ていると、20年やろうが30年やろうが、「今年はこういうの試してみたんだよね」って話していたりして、それは僕らのものとはきっと全然レベルが違うけど、やっぱり毎年試行錯誤しています。やっている限り、試行錯誤、みたいなものですね。農業は特に、1シーズンに1回しか出来ないことも多いので。「農家は毎年1年生」という格言もあります。
 わからないことは誰かに聞いたり、本を見たりしながらやりますが本の場合、地域が違えば常識が違ったりするし、「有機」とか「無農薬」とか言っても、それぞれ思想が違うのでそれに応じてそれぞれ栽培にも個性があります。なので、色々読み比べて、自分たちの畑や持っている装備、考え等々に合うやり方を、考えます。例えばトマトのことが知りたいなら何冊か「トマト」の項目だけ読み漁ったりして。そういう作業、楽しいです。
 最近はパンをよく焼くので、パンについても色々本を読み比べたりします。うちにあったものの他、義父に借りたり友達が貸してくれたりしたもので今数冊手元にあるので、野菜と似たような感じで色々見ては試しています。
 まぁしかし、本だけでどうにかなるものではないし、野菜なら実際に栽培したり、パンなら焼いたり、という作業が当然、最重要だと思います。そしてしっかり見て、触って、聞いて、嗅いで、味わって、考える。実践をしながら、また本を見たり人の話を聞いたりすると、話も本もどんどん内容を変えてくれます。「あの人が言っていたのはこういうことか」「あ、こんなこと、書いてあったんだ」とかいうことは、よくあります。誰かがよほど強調し、「大切だよこれ」と訴えているポイントでも、僕は実感が伴わないと聞き流したり読み流している場合が多い・・・。やってみて、実感して、なるほど!となる。その誰かからすれば、「何度も言ってるじゃん!」ということなんですよね。

 「目から鱗が落ちる」という言葉が今ふと浮かびました。見事な表現だなぁと思ったらこれ、もともと新約聖書にある表現だとか(広辞苑参照)。へぇぇ。それはともかくいいなと思う表現。僕らの目にはいつしか鱗が張り付いていて、本質が見えなくなっている、っていうことですよね。その鱗が落ちる瞬間に出会うのは、ものすごく嬉しい。「新しいことを発見した」ということではなく、「目の前にあるのに見えていなかったものを見られるようになった」というニュアンスがそういう時、すごくしっくりくるように感じます。
 自分の目についた何重もの鱗を落とし、ありのままを見られる生まれたときの目を、取り戻していきたいです。世界はきっと、もっともっと美しいんですね。 健


追記
さて「目から鱗」の話。実際に体験して初めてわかる、ってことがたくさんあると思うし、結局直接の体験を通じてしか、理解というものはできないような気がするのですが、その理解を待たずして、実行しなければいけないことってのがあります。特に、安全性に関すること。農業機械とか、自動車とか、子育てとか、仕事・生活全般において、安全性に関すること。例えば「農業機械はエンジンを切ってから点検しましょう」って絶対書いてあるし、言われることだけど、「そうしないと危険」ということを理解するのは、直接の体験をしてからでは遅い。機械が突然動き出して、巻き込まれて怪我をしたりしてから「あぁこういうこと言ってたのか。危険だったんだな」って納得していたのでは、遅い。命落とす場合もあるし、他の人を怪我させたりしてしまう場合だってあります。
とにかく、安全性に関することにおいては、「目から鱗」を待ってはいけないと思う。実感を伴わなくても、理解できなくても実行しなければいけない、ということがたくさんあります。それを見落とさないようにしなくてはいけないと思います。

直接の体験を通じた実感を伴う理解、そういうものがすごく尊いと思っています。でも、だからこそ、そういう理解がなくてもやらなければいけないことがたくさんある、ということを自分が見失わないように、追記したいと思いました。今日も読んでくれてありがとうございました。

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今日の献立(6月20日夜)

今週も出荷終わりました!6回目か。
出荷のあとは、はね野菜やら余り野菜やらがいっぱいいっぱいあるので、食べまくるわけです。
美味しいわけです。

今日の夕食ははブロッコリーとカリフラワーのパスタ
玉レタスのサラダ
ニンニクの芽とタケノコとチンゲンサイの炒め物


ごちそうさまでした。ありがとうゆっこちゃん。ありがとう自然。


ところでブロッコリー第一弾はもう花が咲きそうで、2回目にまいたブロッコリーがもうできてきたこともあり、現在大量のブロッコリーが我が家にあります。
出荷の日の昼は、最近は義父・ゆうさんの手打ち蕎麦というそれはそれは贅沢な思いをさせてもらっているのですが今日は諸事情により蕎麦はお休み。で、今日の昼食はゆっこ氏とうちで食べたわけですが、内容はご飯とブロッコリーとブロッコリー。あとブロッコリー。そしてブロッコリー。出荷の日は夫婦2人でフル稼働なので、昼食づくりに時間がかけられません。だから蕎麦なんてほんとに有難いわけですが、今日はそれがなかったので、ね。2人でご飯各2杯とブロッコリー各どんぶり一杯(笑)。大量に茹でて、醤油と菜種油をかけて、食べました。こういう食卓はこういう食卓で結構好きです。ありがとう。ありがとう。

ちなみに「ひとつぶ便り」の更新は、基本的に土曜にしようかなと思っています。お客さんに先に読んでもらいたいものだから、金曜日に野菜セットが行き届いてからがいいかな。と思って。
あ、あとそれとは関係ないことですが、畑の写真とか野菜の写真なんかもたまに載せていこうかなと思います。

06/18のツイートまとめ

Komiken_

どうしても思考とか心の動きの方が身体の動きより速いから、身体が置いていかれる傾向が強い。でも自分がいちばんのパフォーマンスを発揮するのも、いちばん楽しいのも、心と身体の動きが全く一致しているときなんだと最近思う。今、ここ。場所も、気を抜けば心はどこまでも、遠くにいってしまう。
06-18 19:49

現在補助金申請の書類づくりをしているけど、「果菜」と打ちたくて「火災」と出るし、「葉菜」と打ちたくて「要塞」と出てくる。いま「要塞類(こまつな等)」って誤記述を見てニヤっとしてしまったぜ。エクセルの書類なのに関数が使えない仕様(!)なので片手に計算機。っていう不思議な光景(笑)
06-18 22:54

パン焼きのことで色々と

 現在、大体2日に一度パンを焼いています。色々試して、どうやってもパンが美味しく焼けるので(笑)、逆になんで美味しいのかよくわからなくて、楽しいのは確かですがちょっと迷い気味。という感じだったんですが一つ思ったのは酵母中心に考えるのが今、自分としてはしっくりくるということ。色んな本があり色んなレシピがあって発酵時間やらこね時間やら、多種多様。十人十色。だからわからなくもなるんですが、それはそれぞれの人の使っている酵母がそれぞれ違うから、ってところが大きいと思う。で、うちで使ってる酵母は何かと言えば、小麦粉と水のみから起こした水分率50~60%ぐらいのパン生地状の酵母。今はパン生地でつないでいるのでパン生地そのもの。これは林弘子さんって人が書いていたやり方で起こして、使っているもの。だから、生地の発酵とか酵母とかに関することは林さんの本がいちばん参考になる。ってのは当然なのかもしれないけど、改めて思ったわけです。
 クープジャンキーな人たちの本を参考にして焼いたら、初めてすごく格好がよくて美味しいパンが焼けたので、彼女たちのレシピを主に参考にしていましたが、最近はクープはそこまで開かなくてもいいやと思い、何より美味しいパンが焼きたい思いが強い。どうやっても美味しくは焼けますが(笑)、とても美味しい時とふつうに美味しい時があるので、とても美味しいパンを安定して焼きたい。

 酵母の力を活かしきりたい。手先の技術云々より、見る力、嗅ぐ力とか五感、そして洞察力、そういうものが必要なんだと思います。たぶん、農業もよく似ていると思う。手先の技術ももちろんとても大切だけど。

 パン焼きに関して技術も各種能力も低いのに、何故どうやっても美味しいパンが焼けるのかと言えば(笑)、素材の力なのかなと思います。国産有機小麦粉を使ったパン屋さんなんて、ほとんどお目にかかりません。パン屋さんが同じ材料を用いれば、それは美味しいものが焼けるのだと思うけど。水も近所の岩清水だし、材料は本当に贅沢。
 野菜でも同様で、どんなに技術を持った料理人でも、素材の限界は超えられないから、例えば僕が自分たちの野菜で料理したものの方が、スーパーの材料を使ったプロの料理より美味しいってことはきっとよくある。僕は毎日本当に美味しいものを食べていると思う。ありがとう。

友達の子の誕生日プレゼントに焼いたパン 
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自家用パン バヌトンは↑に使っていたのでボウルと布で二次発酵。焼き色的にはこっちのがいいかも。
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06/15のツイートまとめ

Komiken_

『作物にとって雨とは何か 「濡れ」の生態学』木村和義著 農文協 って本が手元にあるけど、今久々に本棚から出してみて、そのマニアックさにわくわくしてしまった。雨と作物の関係をここまで突き詰めてる人はたぶん他にいないっぽい。アメリカでは研究分野があるみたいだけど。
06-15 21:20

光合成だけが目的なら、面積の広い葉っぱをひたすら作り出せばいい話で、でもそうではないので、いろんな葉っぱがあるってことですね。雨と葉っぱの関係を考えると、楽しくなるわぁ。あぁ今日もいい天気(全天候)。
06-15 21:10

野菜とか木とか、いろんな葉っぱの形があるけど、例えば「雨が当たってどう水が落ちるか」みたいな目的でも、その形が決まっているそうで。水が滴り落ちるとき、葉っぱ表面の養分が供給されたりもする。かぼちゃの葉っぱに当たって落ちた水のみでキュウリが育つ。なんて実験もあるって読んだことある。
06-15 21:06

久々に、まとまった雨です。ありがたい!まぁ、畑は団粒構造がちゃんとしてれば保湿力は高いし、草も(適度に保たなきゃいけないけど)生えてればやっぱり乾きにくいし、このへんは朝露も毎日のようにかなり降りるから、うちの畑は渇きへの耐性はそれなりにあるものと思う。ありがたい。
06-15 20:55

ひとつぶ便り 132号

どうも~。今週も出荷、終わりました!なかなか体に疲労がきていて、すごく眠い中で書いてました。結局途中で寝て、出荷当日に書き足しました。前日の早朝とかに書いた方がいいかなと思ったり。
今が一年でいちばん日が長い時期ですね。心身共に健康にいきたいものです!

ひとつぶ便り 132号(2013年6月14日便)


 いつもありがとうございます。曇天模様の日は増えましたが相変わらず雨はあまり降らず、畑は渇き気味。とはいえ、このあたりは昼と夜の寒暖差が激しいので、朝露で畑がびっしょり濡れる日もよくあります。たぶん、今それがとてもありがたい状況。
 先週の金曜日の夜から今日(12日)の朝まで、ゆっこさんの大学時代からの親友、しのぶちゃんが遊びにきていました。色々と手伝ってもらって、色々と助かりました。子どもたちもすぐ懐いて、よく一緒に遊んでいました。ありがとう~。

田植え!
 先週の金曜日から日曜日にかけて、田植えをしました!今年はうるち米の田んぼが2枚と、もち米の田んぼが1枚。それぞれ大きさは5a前後。2条植えの田植え機を使って植えた後、抜けているところを手で植えなおす、という作業です。田んぼが完全に平らじゃなかったり、育苗箱の中の苗の生え方が均一でなかったりするので、機械でうまく植わらない部分がでてきます。そこを、手で植えなおす(追い植えといいます)わけです。田植え機は自分たちで持っていないので、毎年借りています。今年は先輩有機農家に借りましたが、途中で調子が悪くなって動かなくなり、結局その後、農機具屋さんから借りたものを使って田植えをしました。機械は手に比べてかなり早くできますが、故障したりして止まると本当に厄介だなと思います。
 何はともあれ機械で一通り植えたあとは、手での追い植え。ゆっこさんと、しのちゃん、そしてこのところ毎週東京から手伝いに来てくれる僕の両親の手を借りて、田植えを終わらせました。稲の植わった田んぼを見ると、嬉しい気持ちになります。しっかり根を張って、元気に育ってほしいものです!
 
 「田植え」は農家にとって、一大イベントだと思いますが、そこに至るまでの過程もなかなか大変なものです。田植えを迎えるまでの、水路普請に始まり、代掻き、畦塗りなど田んぼの準備、稲の苗の準備、そういう作業の毎日の積み重ねの上に、田植えがあります。田んぼは一日にして成るものではありません。もちろん今年の作業だけではなく、田んぼを切り拓いた先人たちから続く、積み重ねです。ありがたい・・・。
 僕が農業を始める前には想像もできませんでしたが、田んぼは本当に人の手がかかっています。人の手がかからなければ、平らで、水のたまる田んぼはできないのですね。改めて、それを思い知っている今日この頃です。畑ももちろん、ものすごい人手がかかっているものですが、やはり水路を引っ張り水平をとり(畑は斜めでもいいから斜めのところもたくさんある)、という田んぼを拓く作業はとりわけ重労働だったのではないかと思います。
 田植えが終われば、今度は毎日の水管理や、草取りの作業が始まります。お米がとれるかどうか、それは毎日の、一つ一つの瞬間の積み重ねに依ります。野菜たちのお世話と共に、丁寧にやっていきたいものです。
 うるち米は自分たちの食べる、自家用が主ですが、もち米は年末について、お餅便として皆さんにもお届けする予定です。お楽しみに。

今週のセットについて

 今年は葉物のできるのが例年と比べて少し早かったのですが、そのぶんとう立ちも早いのかもしれません。ということで、少し葉物が減って、レタス類が増えている内容です。サラダ等で毎日どっさりお召し上がりください。「シルビアロメインレタス」という品種は今年初めてやっている赤いロメインレタスですが、形も色もなかなかきれいで美味しいなと思っています。玉レタスはもう少々お待ちください。今年は雨が少ないせいもあってか、レタスの状態がいい感じです(雨が多いと、とけてくる)。
それと、今回はものすごく期間限定の「ニンニクの芽」が入ります。この時期1回か2回くらいしか入らないレアなものです。ちなみに「ニンニクの芽」という言い方が一般的ですが、芽は芽でも「花芽」です。とう立ちした部分。菜っ葉で言うところの菜花です。
 ズッキーニやトマトなど、夏の実もの野菜たちは、ただ今成長中。あと1ヶ月くらい、お待ちください。

娘たちのこと

 花野ちゃん(もうす1歳)が歩き出しました!どんどん上手になっており、今日(12日)は10歩以上歩いていました。上達が早い・・・。ぐんぐん成長しています。自分で色々やりたがる性格です。やる気満々です。見習わなきゃ(笑)。葉菜ちゃん(4歳)は、最近は花野ちゃんに色々貸してあげたり使わせてあげようとするところを多く見る気がします。今週は遊んでくれる要員のしのぶちゃんがいたのでいつも以上によく歌っていました。
 まぁなんというか、葉菜ちゃんも花野ちゃんも(他の子も、人も、自分も)、どんなことができようとできまいとそんなことには関係なく、安心して今この場所にいて欲しいなと思います。言い方、伝え方、僕もゆっこさんも色々と下手なところもありますが、とにかく僕らが彼女たちを「大好き」だということは、葉菜ちゃんたちに知っていて欲しいなと思います。例えば何万人に賞賛されても、自分で自分を受け入れられなかったら、自分で自分を認められなかったら、その人は苦しいのではないかと思います。逆に、何万人と意見を違えても、自分で自分を完全に受け入れられる人は、幸せだと思います。自分を受け入れられる人は、他人も受け入れられます。子どもたちに身をもって、そういうことを示せるようになりたいなと思っています。 健

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ひとつぶ便り(131号)

今週も無事、出荷終わりました!

ひとつぶ便り 131号(2013年6月7日便)
 
いつもありがとうございます。長野県内の5月の日照時間は、約8割の観測地点で統計開始以来最長を記録したとか。ずいぶん良く晴れて暑い5月だと思っていましたが、数字でもものすごい日照りっぷり。僕らの住んでいるこの佐久地域は、ただでさえ全国的に見ても晴天率が高いので、それを4割~5割くらい上回るというのは驚異的。そして雨も記録的に少なかったそうです。雨が欲しい!せめてもうちょっと曇って欲しい…。というところで今日(5日)は昼に夕立のような雨が降り、少し涼しくなってほっとしました。畑はまただいぶ乾いているのでちょっと降ったくらいではそれほど湿りません。今日の雨は梅雨っぽくない雨でした。雷鳴ってましたし。気象庁、フライングしたのでは?(笑)
 そんな中でも野菜たちは成長中。雨が少ないので草の伸び方はやや穏やかなのか、といった感じ。いや、しかし、最近あっという間に伸びてきましただいぶ。うわー!刈ります!

ここ一週間の農作業

 というわけでここのところは畦や土手の草刈りをしたり、今週末には田植えをする予定なので最後の代かきをしたり、トマトの誘引(ハウスのパイプから麻ひもをたらしてトマトの木を倒れないように結ぶ)をしたり。今日(5日)はジャガイモの土寄せをしていました。他にも色々やっています。雨が降らないのでいつでも畑に入れるのはいいのですが、何しろ暑いので外にいるだけで消耗します。この時期、農作業にいちばんいい天候は曇りかな、と思います。

今回のセット
葉物の野菜たちがどんどん、とう立ちをはじめてしまっています。春は、とうが立ち、花が咲き、あっという間にお花畑に・・・。「間引き菜からとう立ちまで」というキャッチフレーズが、僕らのやっているこの生産者と消費者さんの「提携」というスタイルにはあります。「とう」も、美味しく、食べていただけると嬉しいです。
リーフレタスたちは、植えた直後にだいぶネズミか誰かに食べられたためだいぶ量が減ったのですが、どうやらたくさん植えていたためまだたくさんあって、皆さんにお届けできます。野菜たちを、よろしくお願いします。
 今年は例年に比べて畑にネズミが多いような気がします。よく、野菜を色々食べられます。絹さやなども、ひどい被害・・・。昨年から今年にかけて、冬がとても寒かったので、ネズミも越冬できないものがいるのではないかと思って、数が減ることを期待していたのですが、むしろ増えたのかもしれません。ネズミは強いから越冬し、ネズミの天敵たちが冬を越せなくて減ってしまった、とかそういうこともあるかもしれません。まぁ何にせよ、対策が難しいというかどんな手で防げばいいのかよくわからないので、困ります。ネズミ用のかご罠をしかけたりしますが、全然かからないし。

娘たちのこと

 今月末に1歳になる次女・花野(かや)ちゃんは、ますます自己主張が強くなってきた気がします。何かを取り上げられたりすればよく怒ります。僕らは怒られます(笑)。ご飯も一人で食べたがったり。
ちょっと前は常にやる気の顔をしていましたが、最近はよく笑うようにもなりました。言葉も少しずつわかってきて、「バイバイ」などは、はっきり言えるし、手も振ります。立つのがだいぶ上手になって、簡単に立てるようになりました。もうすぐ歩き出すのかな?ちょっとした高さのところにはよじ登ったり降りたりできるようになり、ベッドに一人で登って笑っていたりします。そういうところの登り降りが、とても楽しそう。
 先月4歳になった長女・葉菜は、色々としっかりしてきたところもあるし、手伝いもしてくれます。一見、奔放に見えるので他の人からは「自由だね」なんて言われますが、僕は結構周りに気を遣っている部分も大きいように感じます。優しいし。もっと一緒に遊びたいなと思いますが、晴れも続いていてなかなかそれもできません。一緒にいる時間が短くとも、というか短いからこそ、その時間をもっと大切にしたいです。

土の見方

 ところで、土について考えるとき、例えば土壌分析をして、その土壌に含まれる成分で土を判断するということは、よく行われていることだと思います(うちはまだやったことありませんが)。しかし、そこに含まれる成分を「その土だ」とする、ということは、例えば水を持ってきて「これが川だ」というのと同じなのではないかと思います。水は川を構成するものだけど、流れていなければ川ではありません。土壌の分析はとても大切だと思うし、うちもやりたいなと思う畑もありますが、土が生きていて、常に動いているものだということを見逃すと、色々と間違いが起こるのではないかと思います。土の構造も、元気な野菜を育てるのにとても大切な要因だと思います。含まれているものが同じでも、構造が違えば全く別のものになる場合もあります。家を建てるための建材を持ってきて、「これが家です」とは言えません。その形に組みあがってこそ、家。土も、団粒(ふかふか)か単粒(がちがち)かで全く働きが違います。成分だけで、全ての説明はつきません。
 例えばお米を食べることと、炭水化物を摂取する、というのは同じ意味ではありません。野菜を食べることと、ビタミンやカロチンを摂取する、というのは同じ意味ではありません。土にしろ、人の健康にしろ、もっと動的に、多角的に立体的に、見ていく必要があると思います。そういうものがしっかり見える目を、ひたすら養っていきたいです。  健

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今日のパン



このブログはパンブログなのかなんなのか。農業もがんばってます(笑)。
まぁ美味しいパンを焼くことと、美味しい野菜を育てることは、よく似ている気がします。とか言っておく。

今日はうまく焼けた気がします。どういう感じで生地を仕上げればどういうパンになるか、少しわかってきたような。全てのものからの恵みに、ありがとう。

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昨日焼きのパン


友達がバヌトン↓を貸してくれたので
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使って焼いてみました。


クープの開きが均等じゃなかったんですが、中とかすごくいい焼き上がりで、味も素晴らしかったです。嬉しいな。これより美味しいカンパーニュはそうそうありません。とか言っちゃうぐらい美味しかったです。僕ら夫婦が好きなのは東御の「わざわざ」さんってパン屋さんのカンパーニュ。あれは、ヤバイですが、個人的にはそれに次ぐカンパーニュ。家でもこれぐらい焼ける、ってのはすごく嬉しい。まだまだ、当然、美味しくできると思います。田んぼも畑も台所も、どこでもがんばります。

ちなみに今回は、前日昼仕込み、オーバーナイトで朝起きてすぐ成形、朝飯前で畑と田んぼで仕事してる間に2次発酵させて、朝食中に焼く、というスケジュールでした。

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06/02のツイートまとめ

Komiken_

ブログ更新「ひとつぶ農園 今日の献立(6月1日朝)」自家焼きパンとお野菜たちの美味しい食卓!http://t.co/PXw7Drhsg2
06-02 06:47

ひとつぶ農園 今日の献立(6月1日朝)

昨日の朝の食卓です。朝は大体パン食で、最近は僕が焼いたパンが常時あるので、それを食べています。今は会津のパンとおやつ、食工房のパン(どれも美味しい!)があるので、それも食べます。写真は僕焼きのパン。
6月1日食卓

内容は、
パン(うちで焼いたもの。粉は佐久の、とくさんという方の小麦粉。有機はるゆたか。原材料、粉、塩、水、酵母(前のパン生地なので材料同じ))
かぶ菜の卵焼き(近くに住む義父が飼っている平飼い鶏の卵と、かぶの葉っぱ)
タアサイのおひたし(タアサイゆでて海苔かけて醤油)
春菊とラディッシュのサラダ(どちらも生で、ラディッシュは粗みじんに。味は塩とオリーブオイルとバルサミコ酢)

といった内容。ラディッシュ粗みじんが、友人がやってていいなと思ってゆっこさんが最近よくまねしているもの。僕はタアサイは結構炒めちゃうことが多いので、おひたしもかなりいけるんだなと改めて思いました。かなり美味しい。

恵みにありがとう。

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06/01のツイートまとめ

Komiken_

一昨日、3回目の出荷が終了!「しゅうりょう」と打つとまず「収量」って出てくるね。農家パソコン(笑)。「ひとつぶ便り 130号」でござる。http://t.co/blKsLyc2GE
06-01 05:24

野菜セットのご案内

ひとつぶ農園では季節のお野菜をセットにして送っています。10品目前後入ります。
毎週や隔週、月に一回の定期便のほか、単発での注文もお待ちしています。
値段は一箱¥3500(プラス送料¥650~¥1100)程度。(価格は変動します。小さいサイズも作れますのでご相談ください。)
毎週金曜日着でお届けしています。

標高約1000メートルの寒冷地のため、冬はお野菜が育ちません。5月末~1月頃のお届けになります。
【8月のある日のお野菜セット:トマト・茄子・キャベツ・ズッキーニ・ミニトマト・インゲン・きゅうり・人参・じゃがいも・バジル】

ご連絡は0267-88-4582(電話とファックス)
info●1-tsubu.com(メール。●を@に)
名前と住所と電話番号と希望の時間帯さえ教えていただければ、連絡をいただいたその週から送れます。毎週金曜日着で送っているので、いつでもお気軽に声をおかけください。ちなみに支払い方法は、野菜セットに同封しておく振込用紙で郵便局で支払っていただきます。お気軽にご注文ください!

ひとつぶ便り 130号

3回目の出荷が終わりました。今回の通信です。前の日の夜に、これは書くのですが、農作業終えて帰ってくるのが7時過ぎで、それからご飯作って子どもたち寝かせて、って感じだと通信の書き始めが10時くらい。もう眠いのでなかなか進まず午前2時くらいまでかかって書いています。去年までのようにA4に1枚だとだいぶ内容が絞られちゃうのでもうちょい増やそうと思って今年は去年より多めに書いていますが、時間的にも内容的にもA4に2枚がいいところかなという感じ。書いていて、大体そのくらいになります。

書いて、印刷した後に、この中で土の「健康」とか「不健全」とかそういう言葉を使っていることにちょっと違和感を感じました。その「健全」「不健全」はあくまで人の立場からの話だし、その場合でも「健全」が善、「不健全」が悪、ということじゃないんだ、という感じのこと。「これがあるからあれががある。あれがあるからこれがある。」「これがなければあれはない。あれがなければこれはない。」ってブッダの言葉を思い出した。

では、どうぞ。


ひとつぶ便り 130号(2013年5月31日便)


 いつもありがとうございます。5月は晴れの日ばかりで、しかも気温も昼間はやたら高く、日照りといってもいいくらいの天候。畑がかなり乾いています。昨日(28日)の夜から今日の午前中も雨が降って、気分的にかなりほっとするところがありましたが土はまだ渇き気味。もう少し、雨が欲しいところです。そんな渇き気味の中でも、しっかり根を張って野菜たちは生きています。成長しています。

ここ一週間の農作業

 先週の出荷の作業をしている時、霜注意報の放送が流れ、箱詰めが終わったあと慌てて畑に植えたばかりのナスたちに不織布をかけに行きました。結局霜は降りませんでしたが、まだまだ朝晩は冷える日があります。ちなみに夏は熱帯夜が一日もありません八千穂。
 霜注意報、とか言われても、育てた苗はどんどん大きくなるし、育苗ハウスの中は早く片付けてミニトマトを植えつけたいし、という感じなので、とにかく植えまくるしかないこの時期。ピーマン、ズッキーニ、かぼちゃなどなど、この間も色々と植えつけました。日曜日には僕の両親が手伝いに来てくれたので、踏み込み温床を片付けたりその他、育苗ハウスの中を一斉撤去!そして耕運機でハウスの中を耕してミニトマトを定植、とかなりはかどりました。この日はズッキーニ植えたりもしています。人一人の力の偉大さを実感します。僕の両親のどちらかには葉菜ちゃんたちと遊んでいてもらい、子どもたちも大満足。素晴らしい。ありがとう。

セットのお野菜たち
今回もまだまだ葉物祭りです。食べて頂いて、僕らを支えて頂いて本当にありがとうございます。今こうして育っている葉物たちは、いずれも強い霜や雪を乗り越えて、大きくなってきたものです。力強い命たちを、心ゆくまでお楽しみください。あ、こかぶが先週までの「かぶ菜」から「こかぶ」へと成長を遂げました。
アブラナ科の野菜(葉っぱ全般、キャベツ、大根、ブロッコリー等たくさん)は連作を嫌い、しかも畑も選ぶ(よくできるところとそうでないところがある)ところがあって、なかなかいつも悩みどころです。春の葉物は特に難しい!野菜たちは土から出来る、土の子ども、土そのものなので、畑が本当に健康なバランスの良い土であれば、病気も出ないし虫食いも少なくなります。「虫も食べるほど美味しい野菜」という人がいますが虫と人は好みが全く違うので、あれは間違いですたぶん(笑)。虫も病気も、植物の不健全な状態が好きなのです。お届けしている野菜はそんじょそこらの野菜よりかなり健康なものだし、味も素晴らしいと思っていますが、まだまだ美味しく、虫食いも少なく見た目も美しくなる余地があります。人事を尽くしたいです。

機械と人力
 ところでひとつぶ農園では、トラクター、管理機、刈払い機、耕運機、といった農業機械を所有して、使っています。耕運機は、去年引っ越してきたこの家にあったもので、家購入時に一緒につけてくれたものです。機械の力はいずれも大きくて、無ければとても現在の規模の畑はやっていけません。しかし、機械は野菜の株と株の間など、細かいところは手入れができず、手作業の重要性というのも最近特に意識しています。「機械をいかにかけるか」とか「かけやすい畑にするか」というのが大きな面積で畑をやる時にとても大切なことですが、例年ちゃんとできる野菜は手作業が行き届いたものだけだったりします。例えば100株を機械で大雑把に守るより、20株を手作業で丁寧に草取りした方が、収量もあがるかもしれません。そのあたり、畑の適正規模がどれくらいかという話も関わってきますが、難しいところです。
 「区(集落)」の単位や耕作している「水路」の単位で、水路の泥上げ、草刈りなど、年に何回も、何箇所も、共同作業があります。僕が東京にいるときはわからなかったけど、農村を支えているのは人海戦術。逆に、高齢化が進み、若手(農村では50代くらい?)がいなくなれば、作業はどんどん大変になるし、そうするとさらに田んぼをやめる人が増え、水路は使われなくなり・・・という悪循環へ。そこでも機械を使う作業はありますが、人一人の力、人力のすごさはここでも思い知ります。
機械は確かにすごいものですが、ものすごい機械を開発することより、人を農村に戻したり農業に向かわせたりすることの方が、大切なのではないかと思います。僕は高性能のトラクターより、鍬一本で畑をして暮らしていけるような社会が欲しい。
 
 機械は、石油を使う、というのも問題ですね。石油を使うことで、どこかの誰かに、何かに、きっとすごく迷惑をかけています。それを、想像することすら難しいというのがまた大きな問題。例えばチョコレートの原料のカカオは、親に売られた子どもたちの無賃労働によって収穫されていたり、綿を栽培するインドの農家は、大量の農薬を扱うにも関わらず、経済的な理由からとても軽装(素手とか)だったりするとか。僕らが何も意識せずにものを買うなら、そういう搾取に加担するということですね。石油が掘られ、僕らのところに来るまでに、そこにはきっと膨大な搾取や差別があります。争いも。
僕とゆっこさんは、そういう仕組みに出来るだけ加担しないように生きたいと思っているけどしかし、機械を使い、石油を使う。たくさんの、矛盾があります。自覚すらできていない矛盾に気づき、改善していく為の道を、一歩一歩進んでいきたいです。    健

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05/31のツイートまとめ

Komiken_

ブログ更新「ひとつぶ農園、今日の献立」。昨日だけど。http://t.co/aYwHWpecyO
05-31 12:12

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