ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 143号

どうもー。今日もお越し頂きありがとうございます。
台風来てるんですってね。そのおかげか今夜は割と暖かいです。

さて今週のひとつぶ便りです。

ひとつぶ便り 143号(2013年8月30日便) 
 いつもありがとうございます。先週の金曜日、待望の雨が降りました!なんだか雨と一緒に秋もやってきて、ここのところ朝晩は涼しいというか寒さすら感じるほど。夜、窓は閉めるようになりました。昼間は晴れればそれなりに暑いですが、風は涼しい秋の風。夏野菜たちの勢いは当然鈍化していますが、僕ら人間が動くのには快適です。また、先週播いた大根や葉ものたち、最近植えた白菜などの秋から冬にかけて収穫するものたちにとっては、ある程度涼しい方が育ちやすい。去年は9月がやたら暑くて、秋の葉ものたちの成長が、あまり良くありませんでした。秋なのに春のようにとう立ちしたりとかして。
 
今週の野菜セット
 上記のとおり、だいぶ涼しくなったので夏野菜の盛りは過ぎた感じです。でもまだまだ採れます。気候が変われば採れ方も変わるし、味も変わると思います。野菜の味も変化するし、僕らの味覚も変化するものと思います。食べたい、とか美味しい、と感じる食べ方でお楽しみください。今こちらは寒暖差がものすごく、昼間食べたいのは生トマトとか、夏の食べ方だけど、夜はだいぶ涼しいので煮物などが合うかな、という感じです。

娘たちのこと
 2人の小さい人間たちと一緒にいるのは本当に楽しいです。最近、花野(かや)ちゃん(1歳、下の子)は、色々なことに理解が進んでいるようです。言葉もかなりわかってきました。「それ持ってきて」と言うと、持ってきてくれたりします。何より基本的にすごく楽しそう。よく顔をくしゃくしゃにして笑っています。声を出して笑うことも多いです。踊り好きなのは相変わらずで、速いテンポの曲が流れれば踊らずにはいられないようです。立って、手を上げたりしながら小刻みなスクワットのような上下運動をします。踊り好き。僕が花野ちゃんを寝かしつけたいときは抱っこしてアフリカン・ダンスのステップを踏みます。ある程度の揺れがあって初めて気持ちよさを感じるようで、ある程度しっかり踊らないと寝ません。僕としては今のところそれしか眠らせる方法を知りません(笑)。葉菜(はな)ちゃん(4歳、上の子)が最近はRCサクセションのCDがお気に入りでよく自分で再生しています。葉菜ちゃんももちろん踊り、僕も踊るのでいつでもダンスパーティーです。2人が踊っている様は本当にかわいい。というかおもしろいです(笑)。ちなみにRCサクセションのCDは今月のゆっこさんの誕生日に僕がプレゼントしたものです。世代が少し違うこともあり、特に今まで聴いたことがありませんでしたが、反原発の代表格として亡くなっても今なお名前をよく聞く忌野清志郎さんなので、ゆっこさんも僕も、何か聞いてみたいと思っていました。買ったCDは特に反原発ソングは入っていないやつですが、楽しい曲が多いので、葉菜ちゃんも花野ちゃんもお気に入り。日本語が聴き取りやすいというのがRCのこだわりでもあるそうで、確かに聞き取りやすいです。葉菜ちゃんのボキャブラリー増加にも一役買いそう。変な言葉も色々と覚えますね(笑)。
 葉菜ちゃんと花野ちゃんは、仲良く遊んでいるときもありますが、よく喧嘩もしています。喧嘩というか、葉菜ちゃんが花野ちゃんから何か取り上げたり、ちょっと突き飛ばしたり、時々つねったり、そういう感じです。花野ちゃんは怒って反撃したり泣いたり。葉菜ちゃんがそういうことをするときは、やきもちとか不満とか寂しさとか、その他言葉では表しきれない色々な気持ちと、そこに眠気や体の疲れなどが加わって、行動に表れているような感じがします。いやぁ。そういう気持ちって大人自身が解決できていない場合も多いような気がします。僕はそんな言いようもないような不安定な気持ちのときどうしてるのかと言えば、オヤツに走ったり漫画とか本とか活字に逃げたりインターネットしたりなんだり、という感じかな。人によってはそれが、お酒だったりギャンブルだったり、暴力だったり暴言だったりセックスだったり、って場合があるってことかと思います。子ども、特に赤ちゃんの、全身全霊で不満や不安を表明するような泣き叫び方を見ると、その表現のストレートさに感動します。「嫌だ!」とか「寂しい!」とか「お腹すいた!」っていうのは本来こんなふうに表現できるものなのか!と。
 赤ちゃんから子どもに、子どもから大人になるにつれ、人前で泣き叫ぶことなんてできなくなるから、色々とその代わりの方法を探し、獲得していくものなのかもしれません。その方法が、自分の気持ちから遠ざかるだけ、逃げるだけのものであるなら、その気持ちは未解決のまま積み重なり、どんどん苦しくなってしまうような気がします。寂しい、悲しい、不安等々の気持ちが起こったとき、そこから何らかの方法で逃げ出すのではなく、きちんと向き合って、癒して、プラスのエネルギーに変えていけるのが、良い方向だと思います。葉菜ちゃんには是非そういう方向へ行く方法を身につけていって欲しいなと思います。僕自身がまず、そういう方法をしっかり身につけなければいけないなとも思います。自分の負の感情に向き合うのはとても、とても難しいことですが、向き合って、きちんとその場に止まって見つめることこそが、その感情を解決する唯一の手段ではないかという気がしています。状況の問題を改善することももちろん重要で、それも同時に行う必要があるけど、それは感情の問題とは分けた方がいいことかもしれません。
また、苦しい時には「苦しい」と素直に言えたり、悲しい時に「悲しい」と素直に思えたり、時に泣けるだけの勇気を持っていたい。持っていて欲しい。今、自分があまり持っていないのなら、育てたい。と思います。自らの外へ外へと逃げるのではなく、内へ内へと入り込むのでもなく、今この場所を目いっぱい生きたいです。ジャガイモを掘っているときはジャガイモを掘ることに成りきりたい。今こうして文章を打っているのなら、文章を打つことに成りきりたい。今をしっかり生きる努力こそ、最重要だと思っています。健
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08/25のツイートまとめ

Komiken_

@nekotuna2 返信ありがとうございます!そもそも、増えすぎなければ悪くも何もないものも多いわけで、全ての虫と菌と、共存できるのが僕は理想です。その菌が悪い、その虫が悪い、というよりはバランスが崩れることが悪い、というような感じがします。症状は、それを教えてくれるサイン。
08-25 06:28

08/24のツイートまとめ

Komiken_

@nekotuna2 うちの下の子が、生まれて間もないころ、顔に肌荒れが出ていて、刺激の少ない石鹸できれいに洗ってたのですが全然治らず、あるときある友人が「石鹸使わないでみたら?」というアドバイスをくれて、実行してみたら2日ぐらいですっかり良くなりました。似たような話ですね。
08-24 21:45

ひとつぶ便り 142号

 今日もお越しいただきありがとうございます。今日、2週間ぶりくらいでやっとまとまった雨が降って、嬉しいです。今日は朝、刈り払い機をかけていて汗をかいたら少し肌寒さを感じるようでした。まだまだ八千穂も暑いですが、もう秋の風も吹いています。
 今回の通信は、友達の友達の水虫についての話を書いていたらA4、2枚が埋まってしまったので、野菜のことを全く書いていませんが、野菜、あります。色々あります。ご注文お待ちしています。こちらからどうぞ。

では、今週のひとつぶ便りです。

ひとつぶ便り 142号(2013年8月23日便)
 いつもありがとうございます。2週間くらい、ほとんど雨が降らず、畑はカラカラ。かと思いきや、先日種を播いた大根が平然と発芽してきたので、意外と水分あるようです。今シーズン最後のカリフラワーやブロッコリーは苗がやや大きくなりすぎて、もう植えてくれ!と言っていたので、本当は次の日が曇りとか雨の日に植えつけたいところ、晴れ続きの中植えてしまったのですが、ちゃんと根づいてくれました。次の日が曇りの方がいいのに、次の日は長野県も史上最高気温をマークした、ものすごく暑いかんかん照りの日でした。さすがにちょっとスパルタしすぎた気がしましたが、野菜たちの力に驚かされました。なかなかやってくれます。あと、土の力です多分。団粒構造がしっかりしている土は、水はけ、保湿力、どちらも優れていると言われます。ひとつぶ農園の畑は、大体ふかふかです。素晴らしい団粒構造っぷりです。それは、例えば人間がトラクターをかけたりしたらできるとかいう類のものではなく、土の中の小さな生き物たちが動き回ったり有機物(草とか野菜の残渣とか)を食べたりウンコしたり、植物の根が耕したり、といったものすごくダイナミックな生命の、自然の働きによるものです。農薬や化学肥料を使う人たちの畑は、当然そういった命の働きが弱くなるので、どんどん固くなるみたいです。これは、べつに有機農業側からだけの視点ではなく、農薬を使う方々も共通の認識だと思います。
 「有機農業」の語源は「天地有機」という言葉。「天地、機有り」と読んで、「機」というのは「仕組み」という意味。「天地」というのは「自然」と言い換えられる言葉なので、「自然の仕組みの有る農業」みたいな意味になります。自然に沿う農業。よく、「有機質肥料(牛糞とか鶏糞とか堆肥とか)」を使う農業が有機農業、と勘違い(とは言えないほど多数派だけど・・・)している人がいて、有機農業者の中にすら結構いるのではないかと思いますが、本来の意味は違います。べつに、例えば堆肥を使おうと無肥料だろうと、それが自然の仕組みに沿ったやり方ならばどちらも「有機農業」と言えるし、抗生物質まみれの牛さんたちが出した糞(「有機質」肥料)を使っていたりするならば、それはもともとの意味では「有機農業」とは言えないのだと思います。「自然農」とか「自然農法」という言葉を使う人たちがいて、その言葉の定義は現在は「有機農業」とは一線を画して使われている場合が多いですが、本来的には同じような意味と言えるのだと思っています。
 法律の、「有機農業」の定義が「化学合成農薬、化学肥料、遺伝子組み換え技術を使わない」ということになっているので、それが今は正しい定義ということになるのでしょうが、「天地有機」の言葉からすれば、それでは全然足りない。自然の仕組みが目いっぱい働く土と共にありたいです。土からお米や野菜、農産物ができて、それを食べて人ができる。またはそれを食べた動物を食べて人間ができる。どうあっても人間は土の複製です。

友達に聞いた水虫の話
 農薬を使わない農業をしていると、「虫が大変でしょう?」とよく心配されますが、まぁ皆さんにそこそこの虫食いも受け入れてもらっているし(これが大きい)(ありがとうございます)、そもそもバランスのとれた土の上では虫も病気もでにくいようです。ひとつぶ農園はまだまだバランスが良いところばかりではないようで、野菜を食べる虫たち(害虫を呼ばれる方々)が多く出る畑もあります。そんな畑も年々、畑が変化していっているのも感じます。どんどん、バランスは整っていくものと思います。そういうものみたいです。
 それと、虫が大量発生するのはむしろ、有機農業の畑より農薬を使う畑の方という話もあります。農薬は野菜にとっての「害虫」も、「害虫」を食べる「益虫」(クモなど)も、どちらも殺してしまう為、その畑にどこかから「害虫」が飛んできたりして増えれば、「益虫」はいない状態なので増え放題、みたいなことがあるわけです。菌なども同様に、殺菌剤は一様に殺してしまうので、人や野菜にとって「悪い」菌が増え放題だったり。だから、農薬を使った畑は農薬を使い続けなければいけなくなるわけで、一般の農家さんたちは作物の種類によっては何十回も撒いています。
 と、いう話をこの前手伝いに来てくれていた友達と話していたら、「なるほど」と言って話してくれたのが、以下の話。
その友達の友達に、水虫に悩んでいる人(Aさんとしましょう)がいました。Aさんは病院へ行ったりもしたけど抗生物質はあまり使いたくないし、という意向で、基本的に石鹸でよく洗って乾かして(一般的によく言われる基本的な方法らしい)、という方法で治そうと試みたものの、全然よくなりません。「なんとか自力で完治させた人はいないのか?」と調べたところ、ネット上で一人、変な人(笑)(Bさんとしましょう)を発見。Bさんは「石鹸でよく洗え」という多くの人の意見に従い、よく洗って、それでもよくならないから石鹸で洗ったあと泡をつけたまま寝る(どうやったんだろう?)、ということをしたところ、症状が悪化!そこで「石鹸でよく洗っちゃいけないんじゃないか?」という考えに至り、石鹸は使わず水で洗うだけにしたそうです。そうしたら、数ヶ月で完治。Bさんが言うには、「白癬菌と対抗したりしてバランスをとるアクネ菌なども石鹸で殺してしまう為、石鹸を使うことでむしろ白癬菌が増えやすい環境を作ることになる」ということらしい。
Aさんもこの方法を採用して数ヶ月で完治したそうです。

まぁ、何かが治ったりっていうのは一つのことだけではないので2例だけではあてにはならないし仮にこれを読んだ誰かがこの方法を採用するもしないも僕は一切責任は負いませんが(笑)、ちょっとおもしろい話なので紹介しました。何にせよ、「悪い菌や虫は殺してしまえばいい」という発想は、短絡的すぎると思います。でも、世間に蔓延している志向。それは人間に向けられることもよくあります。「悪いヤツ、変なヤツは排除すればいい」と。そうではない方向へ行きたい。そうではない農業がしたい。平和になりたい。    健

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08/21のツイートまとめ

Komiken_

昨日の午後降るって言ってて降らず、今日は朝から降るって予報に変わったけど降らず、さらに今日の夕方から降る、という予報に変わったのに降らず。雨予報が逃げていく・・・。雨乞いの踊りが足りないのかしらねぇ。
08-21 23:25

ひとつぶ便り 141号

今日もお越しいただきありがとうございます!毎日暑いですが、みなさまお元気でしょうか。

今結構前書きをいろいろ書いたんですが、保存しないで消しちゃって(よくある凡ミス)しまった!という状況。
まぁいいや。

僕らはお盆休みとかは特にありませんが、近所でお祭りがあったり、友達が遊び(手伝い)にきてくれていたり、長女も夏休みだし、色々な人に会う楽しい週でした。

では、今週のひとつぶ便りです!

ひとつぶ便り 141号(2013年8月16日便)
 いつもありがとうございます。暑い!八千穂も暑い!全国も長野県も、観測史上最高気温を更新したそうで。しかも暑いの続きそうですね。今年はここまで、涼しい(寒い)のと暑いのが交互に、入れ替わりで来てるように感じます。大体一ヶ月周期くらいで。そして、涼しいときは涼しすぎて、暑いときは暑すぎるという感じ。極端。少し前まで雨続きだったのに、今度は日照りの兆し。よく「異常気象」とも言われますが、ゲリラ豪雨の年あり、去年のように雨の降らない夏あり、というように僕らが「ひとつぶ農園」を始めてから4年と半年、どの年も何かしら特徴的な、多少極端な気候があって、それぞれ大変なことがあるけど毎年そんな感じなので「異常」なのか何なのかよくわかりません。太古の昔から人間も動物も植物も、思い通りにならない天候の中で生きてきたのは確かです。
 異常なのか正常なのか、それが人間のせいなのかそうではないのか、そうでもないのかわかりませんが、人間が生活を改めた方がいいのは、確かなこと。今、苦しんでいる人たちの苦しみが和らぐように。今、自分と家族と世界が幸せでいられるように。空気も水も土も、きれいであって欲しい。

平和について
 8月だし、書いておきたい話題です。
 いま手元に「戦争のつくりかた」(りぼん・ぷろじぇくと)という友人にもらった冊子があり、これは、「戦争の前にはどのようなことが起こるのか」を子供(小、中学校くらいか)向けに分かりやすく説明してある反戦の冊子。内容がシンプルかつ具体的だから、子どもも大人もある程度、現在の状況に危機感を持てるような、いい冊子だと思うのですが、すごく引っかかる文章が1ページ目に出てきます。
   わたしたちの国は、60年ちかくまえに、
   「戦争しない」と決めました。
   だからあなたは、戦争のために
   なにかをしたことがありません。

と、いうもの。僕らが「戦争のために何かをしたことがない」というのはあまりに理解が無いと思うのです。実際は、僕らは戦争のために何かをしたくなくても何かをせざるを得ない、または知らないうちに協力するような状況にあるのだと思います。
 不勉強だし、分からない部分が多いけれど、例えば僕らは何も気にせず買い物をすれば、世界の搾取や飢餓や貧困に大いに加担できます。飢餓や貧困は、戦争とも深く関わっているし、僕らのどこかで払ったお金が知らずに軍需産業に回ることもあるでしょう。僕らが使ってきた原発の燃料であるウラン精製の過程で出る「劣化ウラン」は「劣化ウラン弾」となって世界で誰かを殺めています。現場を見ている人ならば、またはちゃんと知識を得ている人ならば、僕らが戦争にいかに関わっているかの膨大な例がきっと挙げられます。僕らが戦争の為に何かをしたことがないなんて、決して言えることではないと思います。その考え方は明らかな誤解で、危険。自分が生まれたあとにあった戦争に、今ある戦争に、何も加担していないと思っているのならその人は、その戦争に対して責任も感じないし、できることもほとんど無いと思うかもしれない。そうではなく、僕らは今ある全ての戦争に責任も罪もあるし、だからこそ、できることもあります。例えば、買い物の仕方を変えるとか、生活を見直すとか。そういう一つ一つが「平和運動」になります。自分たちを無力だと思うことこそ、大きな間違いだと思います。
 憲法が変えられそうだったり、危険な法律が成立したり、ということに危機感を覚え、行動していくことはすごく大切だと思います。でも、自分と戦争のつながりを見ようとしないのならば、その行動はとても表面的な、中身の無いものになるように思います。自分と世界のつながりが見えるのなら、もっと、内から湧き上がるものの力で動けます。できることも増えます。そうやって、動きたいです。
 僕とゆっこさんは、世界中の戦争や搾取や差別に加担しないような生き方をしたいと思っています。そういう農業をしたいと思っています。矛盾はたくさん抱えていますが、目指す方向は、平和。
 
日常において色々と、争いとまではいかなくてもいざこざはあります。集団からある個人を排除するようなことも、少なくないように感じます。平和ではないことが、自分の中にも周りにも、たくさんあります。自分の中も外も、少しずつでも改善していこうと思っています。
また、日本人はきっと、意見の相違を受け入れるのが苦手で、意見の相違はあまり表面に出さないようにすることに長けているように思います。しかし、意見の違いは見ないようにして、隠しておくようなことは、とても平和的とは思えません。見ないで隠すのではなく、その違いと向き合い受け入れるのが、目指す方向だと思います。自分の言いたいことを言わず、表面的に話を合わせることよりも、相手としっかり向き合い、時に喧嘩のようになっても意見をぶつけ合う方が、僕は平和という言葉が相応しい気がします。そして、その結果意見が一致することが平和なのではなく、お互いの意見の違いをそれぞれがそのまま認めることが、平和なのだと思います。難しいことだけど、それを目指したい。

今週の野菜セット
今週もとびきり美味しい野菜たちです。どれもたくさん採れているので、誰か周りに野菜好きの方、野菜を探しているレストランなどご存知であれば是非ご紹介ください。贈り物などにもお野菜セットをご利用くださいね。8月に入って急に、すごく暑くなって、トマトがガンガン赤くなっています。大玉トマト単独で「トマト便」もご用意できます! 健

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ひとつぶ便り 140号

どうも~。今日もお越しいただきありがとうございます。
色々と、他にも書きたいことがあるものの、とうもろこしのことに文字数をとられました今回は。8月だし、もっと平和のこととか書きたいですわ。次回は「平和」のお題でがっつり書こうかな。

やっと戻り梅雨が終わったようで、とても暑いです。今日は夜もそれなりに暑いです。まぁ、昼間も、動いたら汗だらだらだけど、何もしなくても汗だらだらなわけではないので、例えば故郷練馬とかと比べれば遥かに快適。温度も少し低く、湿度はかなり低いこの地域。冬は寒すぎるけど、夏はとても過ごしやすいです。ザ・避暑地。

では今週のひとつぶ便りです。

ひとつぶ便り 140号(2013年8月9日便)
 いつもありがとうございます。戻ってきた梅雨はまだまだ続いています。ほんと、雨ばかりです。昨日(6日)、トウモロコシの植わっている畑に行ったら、第一弾で播いたものが全て、動物(ハクビシンかな?)に食べられたあとでした。ショック・・・!!その食べあとの無残なことといったら・・・。もともと鹿用の電気柵を張ってある畑ですが、トウモロコシは小動物(ハクビシン、タヌキ等)に大人気なので、さらに低い電気柵を張っています。が、この雨続きで草が伸びて柵に多くついてしまった(漏電します)のと、太陽光発電なので太陽があまりに出なければバッテリーの残量が減るわけです。漏電プラス日照不足で電圧がだいぶ下がって、侵入を許してしまったようです。一度入ってしまうとあまり効かなくなるという話もあり、第2弾以降も採れるかどうか微妙です。草刈りに入るのが数日遅かったようです。トウモロコシを楽しみにしていた方々、すみません。僕らも非常に残念で悲しい。ネットをしてもくぐられたり登られたりで必ず侵入されるし、それならもう作れない、と諦めていたトウモロコシですが、去年、種会社のカタログの表紙を見た葉菜ちゃん(当時2歳8ヶ月くらい)が「食べたい!」と言い出したので、低い電気柵を購入し、作付けしました。去年はうまくいって自分たちもたくさん食べられたし皆さんにも色々なところにも出荷したのですが!まだ生き残っている第2弾以降のトウモロコシ、なんとか、お届けしたいです。そして、葉菜ちゃんにも食べて欲しい。トウモロコシがやられたことを告げられた葉菜ちゃんは、悲しみのあまり泣き叫んでいましたが、友達が分けてくれたり知人にもらったりで、美味しいトウモロコシにありつけています。とりあえず、よかったね。もらった方々、ありがとうございます。
 僕らのような山間地の農業は、空気がきれいだったり水がきれいだったり、気温が冷涼だったり、野菜にとって色々いい条件もありますが、一方で一枚一枚の田畑が小さかったり形がいびつだったり、このように動物が出やすかったり、大変な部分も多々あります。これだけ盛大に食べられたのは久々ですが、今年はネズミにも色々食べられたりしているし、電気柵を張る以前は鹿にもよく食べられました。まぁ、よくあることとも言えます。上の文章は昨日書いたものですが、もう過去のことなので今はもう全然違う気分。今は落ち込みはほとんどなし。やれることをやります。次の、採れるといいな。

 さて昨日(↑で)、まだ梅雨っぽい天気が続いているとか書きましたが、今日(7日)は久々にすかっと晴れました。このあと晴れが続きそうだし、梅雨明け(2度目(笑))でしょうか!同じくらい気温が上がったとしても、太陽が出ているか出ていないかではまた色々全然違います。それは僕らの心身の健康にも多大な影響があると思いますが、野菜や草など植物たちはもっと顕著に、日の光の影響を受けています。日照り続きは困るけど、曇り続きの後の太陽は、それは嬉しいものですね。

今週の野菜セット
 先週やその前に引き続き、夏野菜オールスター揃い踏み!我が家の食卓も豪華です。色とりどりの茄子や、ピーマン、トマト、ミニトマト、いずれも現在一般に売られている一代交配種(F1)の種から育ったものではありません。F1の種は、交配して一代目なので、その代は同じ性質ものができますが、そこから種をとると、次の代はすごく荒れます。やたらと小さいのが出たり、不味いのが出たり。メンデルの法則とか、そういう話になってきますが、面倒なのでやめといて、まぁとにかく種が採りにくいというのが一点。そして、もともとは「雑種強勢」(特に遠いものと遠いもの、例えば外国の品種と日本の品種の掛け合わせは病気に強かったり、味が良かったり、というものができやすいと言われます)を目的に交配が行われていたものですが、今は「全く同じ形、大きさに作る」という目的で、「雄性不稔」という非常に不健全な技術が使われ、問題になっています。「野口のタネ」の野口勲さんの説明はとても分かりやすいので、興味のある方は著書などご覧ください。
ひとつぶ農園でもF1品種はやむを得ず使っていますが、なるべく固定種や在来種の種を使うようにしています。仲間の有機農家の中でも固定種の扱いはかなり多い方だと思います。種採りもしていますが、種採りしない場合でも、固定種の種を買って使っています。在来種などの種選びは本当に楽しいんです。今回の茄子を見て頂ければちょっとわかるかと思いますが、もともと例えば「茄子」と一口で言い表せないほど、全国各地に色とりどり、形も様々なものがあります。まさに多種多様。一つの形、同じ色、同じ形、それは今の流通のあり方に合ったものなのだと思いますが、色々と、失っているものがあると思います。美味しさとか、多様性とか、楽しさとか。僕らは目いっぱい楽しませてもらいます。
ズッキーニはモザイク病(今年、初めて見ました)というのにやられ、表面にデコボコが出てしまっていますが、味には影響なく、人体に悪影響も無いそうなので、何とぞお召し上がりください。よろしくお願いします。

娘たちのこと
2週間前、葉菜ちゃんが発熱、1週間前に今度は花野ちゃん(1歳)も発熱(40度超)。花野ちゃんはまだ全快では無さそうですが熱は3日ほどで下がって今は元気です。「ようれん菌」によるもの、という情報が幼稚園の親の中で回っていたのですがそれは誤りだったということがわかり、正確には「強い夏風邪」だそうです。うちの2人とも元気になったし、幼稚園の葉菜ちゃんの友達も良くなったみたいなので、よかったよかった。今回のように花野ちゃんが弱っていたりすると、葉菜ちゃんが色々と心配して何か自分の食べ物(好きなもの)を分けてあげたりする姿が素敵です。 健

ひとつぶ便り 139号

今日もお越しいただいてありがとうございます。今週も定期便の出荷が終わりました。夏野菜が採れ採れです!ご注文もお待ちしています!夏野菜に囲まれ、めちゃくちゃ美味しい毎日でございます。

さて今週のひとつぶ便りですが、「ラタトゥイユ=ごった煮」ではないかと思っていたら本当にそのようだ、という話を書きましたが、ここ(「ラタトゥイユ」という料理を直訳してください)を見ました。基本、肉も入るんですねきっと。うちのラタトゥイユは野菜オンリー。トマトとか他の野菜の水分のみで煮るから、ひたすら美味いです。トマトの使い方が贅沢すぎる今日この頃です。
ちなみに上記の回答の中で、イタリア語では「カポナータ」とあるけど今見たらちょっと違う料理っぽいですね。甘酢煮って感じなのかな。それも美味しそうですね。

では、今週のひとつぶ便りです。



ひとつぶ便り 139号(2013年8月2日便)
 いつもありがとうございます。毎日雨降ります。梅雨みたいですね。梅雨明け早かったから、やり直しですかね(笑)。まぁ、梅雨入りとか梅雨明けとか人間が勝手に呼んでいるだけ、みたいなところも大きいと思うし、実際そんな感じなのかもしれません。
 前回の出荷の日(25日)、葉菜ちゃん(4歳)が発熱し、かなり高熱まで上がりました。咳や鼻水など風邪っぽい症状はなく、どうやら「ようれん菌」とかいう菌に感染したようです(似たような症状で他の菌が原因、という可能性も大)。ひどくなると「しょう紅熱」と呼ばれるみたいですがそこまでの症状は出ず、一週間くらいの熱も覚悟したのですが、2日ぐらいで下がって一安心。まだ基本的に家の中で安静にしていますが、もうすっかり元気です。よかったよかった。
 その葉菜ちゃんの熱でゆっこさんが付きっきりだったのと、麦刈りが機械の不調で難航したため、先週は草取りや草刈りがあまりできず、しかも雨で草は伸びるのでどこもかしこも刈りたい!という感じになっています。やりまーす。今シーズン最後(10~11月収穫予定)のキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの定植も急務!これもやってます。
今日はキュウリやらバジルやらの周りの草取りを少しやりましたが、楽しいですね。作物の周りの草をとるのはすごく、楽しい。野菜たちの気持ちが良さそうな様子を見るのはこちらも気持ちがいいです。「農作業」といっても多種多様で、好き嫌いも得意不得意も人それぞれだと思いますが、僕は草取りが好きだなと思います。機械使ったりするのも、定植も、芋ほりも、まぁ色々、好きですが、とりわけ草取りは好き。
 この農業という世界に足を突っ込んだばかりの頃は、「有機農業って素晴らしい」っていう「理想」のようなものはあったけど、実際どんなことをすれば野菜が育つのかもわからないし、「農業が楽しい」という気持ちは実はあまりなかった気がします。例えば「自然と共生する」とか、「生産者と消費者、お互いに顔が見える」とか、「世界の搾取に加担しない」とか、そういった理念みたいなものに共感したとしても、「草取りが好き」、「土に触れるのが好き」、「野菜を見ているのが好き」「農作業が好き」というのとは別の話。「理念」の方もとても大切だと思いますが、それだけを原動力に農業(だけじゃなくどんな仕事も)をしていくのは本当に苦しいと思います。「~しなければいけない」という動機のみで物事に取り組むのはたぶんすごく無謀。以前、僕は農業に対してそういうところがありました。「~したい」とか「~が好き」という動機で、動くのはとても気持ちがいいし、そちらの方が自分の気持ちと行動に責任も伴います。
 始めた頃は、「有機農業を、するべき」と思ってやっていました。今は、「有機農業がしたい」「有機農業が好き」と思ってやっている、ということです。そんな感じです。なんというか、物凄くよかったと思います。
 
今週のお野菜セット
 雨が降って暑くなったので、なすやピーマン絶好調!な感じです。なすはちなみに今年は全部で5種類。中長なすの「真黒茄子」、緑で丸い(棘に注意)「埼玉青大丸茄子」、丸なすの「小布施丸茄子」、へたが緑で実は黒い「ブラックビューティー」、しましまの「リスタータ・デ・ガンジア」、という中から、いずれか(または全て)がセットに入ります。いずれも交配種ではなく固定種で、種取りが可能。なすも、種をとるのが比較的容易なので、できる限り自分のところで種とり(自家採種といいます)していますが、去年は苗の段階からネズミに食べられたりしてだいぶ調子が悪く、花野ちゃんが生まれて忙しかったこともあり種取りできなかったため、今年のなすはどれも買った種。今年はちゃんと自家採種しようと思っています。「真黒」と、「埼玉青」は毎年作っている定番です。最近の品種は棘がおとなしくなるように「改良」されているみたいですが、僕らが育てているのはいずれも日本か外国かの伝統品種。ヘタの部分の棘が鋭いので、扱いにはご注意ください。特に、「埼玉青」の棘は痛いです。何年か前に、鹿に畑に入られた時、他のなすが壊滅的だった中で「埼玉青」は生き残っている、ということがありました。たぶん、棘の鋭さが要因。油で焼いたり、揚げ物にしたり、というのにとても向いているなすです。
ズッキーニは「モザイク病」というのにやられて、デコボコが出ちゃっているものが多くなっているのですが、味に影響はなく人間の体にも悪影響は無いそうなので、どうかお召し上がりください。よろしくお願いします。
インゲンも爆発(!)してきました。採れまくり始めました。美味しいものたちに囲まれた美味しい毎日を満喫しています。ちなみに我が家の一日の野菜消費量はそれはすごいもので、常軌を逸していると言っても過言ではありません(笑)。この時期よくやるのがラタトゥイユ。ラタトゥイユとか言えばすごくお洒落な感じがしますが、要するに今ある夏野菜を鍋に入れまくり炒め、とれまくったトマトを投入して煮る、というもの。作ろうとして作る料理というより、必然的に出来てしまう料理、という印象。なので、ラタトゥイユとかフランス語で言えばかっこよく聞こえるけどどうせ日本語で言うところの「ごった煮」ぐらいの意味なんじゃないかと思って今調べたところ、ほんとにそうみたいです(笑)。まぁこんな「ごった煮」が毎日たんまり食べられる生活は素晴らしいとしか言えません!ちなみに「ミネストローネ」はイタリア語で「具沢山」「ごちゃ混ぜ」の意味だそうです。

娘たちのこと
 葉菜ちゃん(4歳)が、幼稚園の夏休みに入ったため一緒に過ごす時間が増えて嬉しいです。花野ちゃん(1歳)は、やることなすことコミカルで、おもしろいです。
 彼女たちは僕ら大人が知っていることを色々と知りませんが、僕ら大人が忘れてしまった大切なものをたくさん知っているのだと思います。最高に尊敬できる人たちです。 健

テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

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