ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 139号

今日もお越しいただいてありがとうございます。今週も定期便の出荷が終わりました。夏野菜が採れ採れです!ご注文もお待ちしています!夏野菜に囲まれ、めちゃくちゃ美味しい毎日でございます。

さて今週のひとつぶ便りですが、「ラタトゥイユ=ごった煮」ではないかと思っていたら本当にそのようだ、という話を書きましたが、ここ(「ラタトゥイユ」という料理を直訳してください)を見ました。基本、肉も入るんですねきっと。うちのラタトゥイユは野菜オンリー。トマトとか他の野菜の水分のみで煮るから、ひたすら美味いです。トマトの使い方が贅沢すぎる今日この頃です。
ちなみに上記の回答の中で、イタリア語では「カポナータ」とあるけど今見たらちょっと違う料理っぽいですね。甘酢煮って感じなのかな。それも美味しそうですね。

では、今週のひとつぶ便りです。



ひとつぶ便り 139号(2013年8月2日便)
 いつもありがとうございます。毎日雨降ります。梅雨みたいですね。梅雨明け早かったから、やり直しですかね(笑)。まぁ、梅雨入りとか梅雨明けとか人間が勝手に呼んでいるだけ、みたいなところも大きいと思うし、実際そんな感じなのかもしれません。
 前回の出荷の日(25日)、葉菜ちゃん(4歳)が発熱し、かなり高熱まで上がりました。咳や鼻水など風邪っぽい症状はなく、どうやら「ようれん菌」とかいう菌に感染したようです(似たような症状で他の菌が原因、という可能性も大)。ひどくなると「しょう紅熱」と呼ばれるみたいですがそこまでの症状は出ず、一週間くらいの熱も覚悟したのですが、2日ぐらいで下がって一安心。まだ基本的に家の中で安静にしていますが、もうすっかり元気です。よかったよかった。
 その葉菜ちゃんの熱でゆっこさんが付きっきりだったのと、麦刈りが機械の不調で難航したため、先週は草取りや草刈りがあまりできず、しかも雨で草は伸びるのでどこもかしこも刈りたい!という感じになっています。やりまーす。今シーズン最後(10~11月収穫予定)のキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの定植も急務!これもやってます。
今日はキュウリやらバジルやらの周りの草取りを少しやりましたが、楽しいですね。作物の周りの草をとるのはすごく、楽しい。野菜たちの気持ちが良さそうな様子を見るのはこちらも気持ちがいいです。「農作業」といっても多種多様で、好き嫌いも得意不得意も人それぞれだと思いますが、僕は草取りが好きだなと思います。機械使ったりするのも、定植も、芋ほりも、まぁ色々、好きですが、とりわけ草取りは好き。
 この農業という世界に足を突っ込んだばかりの頃は、「有機農業って素晴らしい」っていう「理想」のようなものはあったけど、実際どんなことをすれば野菜が育つのかもわからないし、「農業が楽しい」という気持ちは実はあまりなかった気がします。例えば「自然と共生する」とか、「生産者と消費者、お互いに顔が見える」とか、「世界の搾取に加担しない」とか、そういった理念みたいなものに共感したとしても、「草取りが好き」、「土に触れるのが好き」、「野菜を見ているのが好き」「農作業が好き」というのとは別の話。「理念」の方もとても大切だと思いますが、それだけを原動力に農業(だけじゃなくどんな仕事も)をしていくのは本当に苦しいと思います。「~しなければいけない」という動機のみで物事に取り組むのはたぶんすごく無謀。以前、僕は農業に対してそういうところがありました。「~したい」とか「~が好き」という動機で、動くのはとても気持ちがいいし、そちらの方が自分の気持ちと行動に責任も伴います。
 始めた頃は、「有機農業を、するべき」と思ってやっていました。今は、「有機農業がしたい」「有機農業が好き」と思ってやっている、ということです。そんな感じです。なんというか、物凄くよかったと思います。
 
今週のお野菜セット
 雨が降って暑くなったので、なすやピーマン絶好調!な感じです。なすはちなみに今年は全部で5種類。中長なすの「真黒茄子」、緑で丸い(棘に注意)「埼玉青大丸茄子」、丸なすの「小布施丸茄子」、へたが緑で実は黒い「ブラックビューティー」、しましまの「リスタータ・デ・ガンジア」、という中から、いずれか(または全て)がセットに入ります。いずれも交配種ではなく固定種で、種取りが可能。なすも、種をとるのが比較的容易なので、できる限り自分のところで種とり(自家採種といいます)していますが、去年は苗の段階からネズミに食べられたりしてだいぶ調子が悪く、花野ちゃんが生まれて忙しかったこともあり種取りできなかったため、今年のなすはどれも買った種。今年はちゃんと自家採種しようと思っています。「真黒」と、「埼玉青」は毎年作っている定番です。最近の品種は棘がおとなしくなるように「改良」されているみたいですが、僕らが育てているのはいずれも日本か外国かの伝統品種。ヘタの部分の棘が鋭いので、扱いにはご注意ください。特に、「埼玉青」の棘は痛いです。何年か前に、鹿に畑に入られた時、他のなすが壊滅的だった中で「埼玉青」は生き残っている、ということがありました。たぶん、棘の鋭さが要因。油で焼いたり、揚げ物にしたり、というのにとても向いているなすです。
ズッキーニは「モザイク病」というのにやられて、デコボコが出ちゃっているものが多くなっているのですが、味に影響はなく人間の体にも悪影響は無いそうなので、どうかお召し上がりください。よろしくお願いします。
インゲンも爆発(!)してきました。採れまくり始めました。美味しいものたちに囲まれた美味しい毎日を満喫しています。ちなみに我が家の一日の野菜消費量はそれはすごいもので、常軌を逸していると言っても過言ではありません(笑)。この時期よくやるのがラタトゥイユ。ラタトゥイユとか言えばすごくお洒落な感じがしますが、要するに今ある夏野菜を鍋に入れまくり炒め、とれまくったトマトを投入して煮る、というもの。作ろうとして作る料理というより、必然的に出来てしまう料理、という印象。なので、ラタトゥイユとかフランス語で言えばかっこよく聞こえるけどどうせ日本語で言うところの「ごった煮」ぐらいの意味なんじゃないかと思って今調べたところ、ほんとにそうみたいです(笑)。まぁこんな「ごった煮」が毎日たんまり食べられる生活は素晴らしいとしか言えません!ちなみに「ミネストローネ」はイタリア語で「具沢山」「ごちゃ混ぜ」の意味だそうです。

娘たちのこと
 葉菜ちゃん(4歳)が、幼稚園の夏休みに入ったため一緒に過ごす時間が増えて嬉しいです。花野ちゃん(1歳)は、やることなすことコミカルで、おもしろいです。
 彼女たちは僕ら大人が知っていることを色々と知りませんが、僕ら大人が忘れてしまった大切なものをたくさん知っているのだと思います。最高に尊敬できる人たちです。 健
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