ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 146号

どうも~。今日もお越しいただいてありがとうございます。
明日は幼稚園のイベントに、ひとつぶ農園も出店させてもらうので、色々と準備しております。野菜とカボチャパイとか売ります。小麦粉もちょっと持っていきます。あとちょっとだけパン(カンパーニュ)も持っていきます。このお祭りの為に小さく焼くとかいうことはせず、いつものサイズで焼いています。粉が500gだから、結構でかい。うちのオーブン(ピーステンピ851型)だと1回に1個しか焼けないので、色々と段取りが難しかった。発酵の早い夏場には無理だなと思います。現在、全4個中、最後の1個を焼成中。どうかな?

では今週のひとつぶ便りです!

ひとつぶ便り 146号(2013年9月20日便)


 いつもありがとうございます。台風、皆さんのところは大丈夫でしたか?長野県もかすめていって、特に直撃をくらった南の方で大きな被害が出たところがあるようです。16日は僕らの住んでいる東信地域でも稀に見る大雨でした。翌日の今日(17日)、うちの畑は大丈夫でしたが、まだ水浸しの畑も目にしました。この辺りの土は基本的に水はけがいいので(田んぼには不向き)、畑が水浸しという光景はあまり見たことがありません。なんともすごい雨でした。16日は少しだけですが大根葉やピーマンなどを出荷するところがあったので、家でおとなしくしていたいところでしたが(笑)、大雨の中収穫していました。あまりの大雨で合羽があまり意味がなく、びしょ濡れ!でした。寒かった。
 そして台風一過の今日17日、朝、起きてあまりに寒いから外に温度計を見に行ったらなんと4℃!!びっくりしました。昼間は台風のあとでよく晴れていたのに肌寒く、秋本番といったところでしょうか。そしてあっという間に冬がやってくるんですね。
 
今週の野菜セット
 大根の間引き菜、カブの間引き菜など入ります。葉ものの成長早いなぁ。と思ったらもう9月も後半だから、順調ではあるけど早いというほどのペースではないですね。早いのは月日が経つこと、か。急に涼しくなったので今夜はキャベツとかどっさり入れた鍋でした。美味しかった!昨日まではそれなりに気温があったから、鍋なんてあまり想像できませんでしたがもう毎日鍋でもいい、というような気分です(笑)
 気候が変われば野菜たちは直接、なんらかの反応をするので、採れるもの、採れないものが季節でどんどん変化していきます。僕ら人間の食べたいものも季節ごと、どんどん変わってきますね。こうして涼しくなってくれば、生トマトより葉っぱでお鍋がしたい、というように。採れる野菜の変化と、僕らの趣向の変化が合わさるのが、おもしろいものだなと思います。今はスーパーでも生協のような流通でもいつでもなんでも手に入るような時代ですが、そのときいちばん美味しい野菜と、そのときいちばんそれを食べたい自分が合わさることがいちばん贅沢な気がします。
 先週に引き続き、カボチャ入ります。長野在来の品種です。ハッパードって名前。種をとっておいて来年庭(などがある人)はそこに播いたら、カボチャ栽培が楽しめますよ。

適温
 ところで前にもちょっと書いたことありますが、日々パンを焼いています。ひとつぶ農園産の小麦粉で焼いています。今年は去年に引き続いてゆきちから、南部の2種類ですが、今年のゆきちからがどういうわけかものすごくグルテン含有が多いようで、ものすごくパン向き。よく膨らみます。お好み焼きやホットケーキはもちょもちょしてしまうので不向き(笑)。最近は2日に一度くらいのペースでパン(カンパーニュ)を焼いているのですが、酵母の調子がまた、気温の変化に敏感です(ホイロとかないので常温発酵)。暑いと発酵が早く、だれるのが早かったりで、涼しい方がお付き合いが楽です。同じように膨らめば同じような味のパン、というわけではなく、短い時間で発酵したか長くじっくり発酵したかでは、また味が違うようです。季節、気候と自分のスケジュールと合わせながら、発酵を見ていくのはとても楽しい。そして最近のパンはかなり美味しいです。「天然酵母」と呼ばれるものたちも色々とありますが、うちは小麦粉と水だけから起こした酵母で、今はパン生地を一部とっておいて、次のパンに入れる、という方法でつないでいます。比較的ゆっくり発酵していく酵母なので、気温により朝仕込んで夜焼いたり、昼仕込んで夜焼いたりしています。最近は夜、子どもたちが寝たあとに焼くのが基本です。
 温度のちょっとした変化で、発酵が全然違ったりして、「なかなか敏感だな」なんて思いますが、人間もなかなか敏感ですね。都会に暮らせば上に書いたような野菜の旬には鈍感になりやすい世の中だと思いますが、暑かったらビールの売り上げが伸びるし、寒かったらおでんの売り上げが伸びるのは確か。食べ物や飲み物に限った話ではなく、温度の変化は人の行動、感情、様々な面に作用します。極端な話、マイナス20℃で外に長時間じっとしていたら生きていられないし、40℃で水がなかったりしたら長くはもちません。人間が快適に活動できる温度の幅は、それほど大きくないと思います。
 小麦粉を発酵させる酵母たちも、寒ければゆっくり活動するし、暑ければだれる。活発に動ける、「適温」があります。人も、「適温」のときは活発に動き、寒ければゆっくり、暑ければだれながら、生きていけたらいいのになとか、思います。とてもそうできる世の中ではないような気がしますが。
 
 温度だけに限らず、意識しようとしまいと、僕らは自然の力に影響されて生きています。農林漁業などに従事していればともかく、たいていの人が、今は自然を意識しなくても生きていける世の中ではないかと思いますが、意識しないからといってつながりが無くなっているわけではありません。太陽、空気、水、土、どれが無くなっても、僕らは誰も生きていけません。土とのつながりを意識していないからといって、土とつながっていない人など誰もいません。こうしてパソコンの前に座って画面を見ていれば忘れそうになるけれど、僕は今も空気を吸って、吐いて、生きています。地球があるから、座っていられます。よくよく見ていけば、このパソコンという機械もまた、もとをたどれば全て自然から来たもの。今、この周りにあるものも、着ているものも、全てそう。
 自然とのつながりは意識してもしなくても生きていけるかもしれないけど、意識した方が、幸せだと思います。誰も、自然から独立も孤立もしてはいません。健
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hitotsubufarm.blog.fc2.com/tb.php/172-c1e83355
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad