ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 149号

こんばんは。今日もお越しいただきありがとうございます。昨日と今日は、小麦播いてました。そして今日の午後は、葉菜ちゃんの通うようちえんにてこの前のお祭りの反省会と、懇親会でございました。子どもたちとたくさん遊べて楽しかった!

最近だいぶ暑かったですね。特にここ3日ぐらいはまるで夏のよう。夜もそんなに冷えないし。しかし今日は冷えてるし、これからもっと冷えそうです。ヤフーの予報だと明日の朝、佐久穂町2℃。急にガツンとくるなぁ。まぁヤフーの予報はやたらと辛いのでここまでは下がらないかもしれませんが、とにかく久々に寒そう。あまりに暑い日が続いたので、ちょっとほっとします。が、霜はいつだろう?明日は降りないかな?

では、今週のひとつぶ便りです。どうぞ。

ひとつぶ便り 149号(2013年10月11日便)

治る力
いつもありがとうございます。9月末、かなり寒い朝(最低気温4℃とか)があって、このまま寒くなるものかと思っていたらここのところだいぶ暖かいです。結局ストーブをまともに焚いたのは今シーズンまだ一度だけ。寒くなったりまた暖かくなったりですが、皆さん体調はいかがでしょうか?うちはみんな少し風邪気味。子どもたちと僕はそんなに重くはありませんが、ゆっこさんが熱も上がってきたようでなかなか辛そう。鼻と喉にくるやつみたいです。あと僕は昨日(8日)、やたらとだるかったです。台風(低気圧)のせいもあるかな。葉菜ちゃん(4歳)がようちえんに行くようになってから、風邪をもらってくることが多くなったような気がします。それで僕らもかかる頻度が上がったように思います。こうやって風邪ひいたり熱を出したりしながら子どもたちは強くなっていくのだと思います。僕は風邪をひくと自分の「治る力」みたいなものが感じられてちょっと楽しかったりもします。たいていの風邪は、出来ることなら、「休んで何もしない」というのが最高の治療法ではないかと思います。それ、なかなか難しいけど。
 何年か前、鹿に食べられて葉っぱを全て失ったナスの木が、腋芽を一斉に出して再生していく姿に感動したことがあります。葉っぱを失った瞬間に、その再生の作業が始まっているわけで、葉を失ったことを(たぶん)嘆くでもなく不平を言うわけでもなく、ただそのときそこでの最善を尽くす姿というのが本当に美しいと感じました。彼らは過去に縛られてなどいないし、未来に囚われてもいないように見えます。ただその場、その瞬間を全力で生ききっている。そう見えます。かっこいい。素敵。と、それをどこか他人事のように思っていましたがこの前、畑で素手の時に草を抜こうとしたら指の表面がスパッと切れて、ちょっと血が出ました。その時、自分もそのナスたちのような能力が具わっているんだなと、はっとして、嬉しくなりました。指が傷ついたその瞬間に、治る力が働いています。僕の頭が何と言おうと、体は傷ついたその瞬間に、治る方向へ動いています。かっこよくて素敵なのは植物や動物だけじゃなかった。僕の体もまた、自然の一部、自然そのものであるし、だからかっこよくて素敵です。ありがたい。
 風邪もひいた瞬間に、体は治る方向へ向かっています。というか、崩れた体のバランスを、治そうとする体の働きを風邪と呼ぶような気もします。何にせよ、僕らの体もまた奇跡と呼ぶに相応しいものだと思います。
今年の冬は酒蔵で働きます。
 直近の3度の冬は近くのスキー場で働いていましたが、今年は縁あって近くの酒蔵で働くことになりました。杜氏さんの手伝い、蔵人ってやつになるわけですね。うちから車で10分くらいで行ける、同じ旧八千穂村にある酒蔵です。友達が紹介してくれて、飛びつきました(笑)。スキー場は体力的に辛いわけじゃないし、同じリフトで働いているおじさんたちも好きですが、平日は基本暇だし仕事としての魅力はいまいち。お酒造りは魅力的。給料もスキー場よりいいし、期間も長い分大変だけどそれだけ稼げるということ。どんな仕事をするかもほとんど想像できないし、新しい職場でちゃんとやっていけるかとか色々心配もありますが、楽しみだし、がんばろうと思います。現在、僕らは農業収入だけで一年間、とてもやっていけるような状況ではありません。社会的に悪だと思われるバラマキ補助金などに頼りつつ、なんとかやっている感じです。冬に稼がなきゃいけない中で、地域の優良企業で働けるのは、本当にありがたいことだと思います。
スキー場は12月からぼちぼち始まっていく感じでしたが、酒蔵はもう今月の21日から始まるので、出荷や畑の後片付けなどと平行してやっていく感じになります。いつもと勝手が違うことは出てくると思いますが、どちらもしっかりやっていきます。

今週の野菜セット
 今週も種類が豊富です。紹菜(タケノコ白菜)や野沢菜など葉物たち、大根などなどどっさり入れての鍋がおススメです。我が家では野菜が主役で野菜だけの野菜鍋をよくやります。色々な野菜を入れますが、本当にどれも美味しいなと思います。気候や土のおかげだと思いますが、他の農家さんと比べても味はかなりいいような気がします。ひいき目が過ぎるのか(笑)、僕らはうちの野菜より美味しい野菜にはなかなか出会いません。僕らの技術なんて全然ないし、体力だってあんまり無いし、諸々の観察力だってたいしたことはないから、やはり気候や土のおかげでしかありません。もっと野菜たちの命を目いっぱい輝かせられるようになりたい。そういう土を、育てていきたい。今でも野菜たちは充分美味しくて最高ですが、僕らはもっと成長できるし、野菜もきっともっと美味しくなります。

娘たちのこと
 上の子、葉菜ちゃんとは絵本をよく読みます。気に入って買ったものや、図書館で借りてきたもの、幼稚園で借りてきたもの、色々とありますが、僕とゆっこさんも葉菜ちゃんと一緒に楽しんでいます。最近は、がまくんとかえるくんの「ふたりは―」シリーズにはまり中。すごく、素敵な話が多いです。紡がれている言葉も本当にきれい。花野ちゃんも絵本が好きで、ちょっと前までは自分でめくりたがっていましたが最近は読んでもらいたいらしく、「読んで!」という感じで迫ってきます。読まないとえらく怒ります(笑)。
 2人とも、ぐんぐん成長しています。僕は2人が大好きですが、葉菜ちゃんはより付き合いが長いのでそれだけ好きです。どんどん好きになっていて、今がいちばん好きです。母親たちのようにお腹の中にいさせたりお腹を痛めて産まない分、父親たちは生まれた瞬間に子どもへの愛情のスイッチは入りにくいのではないかと思います。僕はそうだったような気がします。生まれた赤ちゃんにとっても、始めは「その他大勢」の一人に過ぎないのでしょう。ゆっくり関係を築き、今ではお互いに、特別な存在。嬉しいことです。 健

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