ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 152号

今日もお越し頂きありがとうございます。本日は職場の飲み会につき、現在酔っ払いです。久しぶりに飲みましたが楽しい飲み会でございました。今、視界も聴覚もまともではありません(笑)。

というわけで何も補足はできませんが今週のひとつぶ便りです。

ひとつぶ便り(2013年11月1日便)
 いつもありがとうございます。台風が過ぎた翌日10月27日、今年の初霜が降りました。28日はそれよりも強めの霜で、朝の景色は真っ白でした。美しい。寒いです。冬です。しかし、まだまだ序の口。
 僕は酒蔵での酒造りの仕事(冬の仕事)が先週から始まっています。最近の3度の冬は、スキー場へ働きに行っていましたが、今年は友達の紹介で酒蔵(僕らの住む旧八千穂村の黒澤酒造)で働くことになりました。初めてのことばかりだし覚えることも色々あるし、特に器用な方でもないので日々、緊張もしますがなかなか楽しいです。機械でやることも色々とありますが、体をがっつり使うことも多いです。それもなかなかいいなと思います。もともと体を動かすことは好きです。農作業もそうだし。ちなみに中学はバスケ部、高校はラグビー部。読書とか物書きとか、インドアの静かな活動も好きですけど。
瓶詰めの工場とかにも社員さんはたくさんいますが、酒造りに携わる蔵人は杜氏を含めて8人。その一員としてやっています。まだ色々とわかっていないだけかもしれませんが(笑)、皆さんとても感じがよくて、新人として働きやすいなと思っています。
 蔵人は基本的に休みは無いという中で、この定期便の出荷のある木曜日は休日をもらってやっています。土日などは半日のときもあるようなので、畑の片付けなどは主にそういうときにがんばります。あとは、早朝に。夕方は5時に仕事が終わって帰ってくるともう真っ暗な時期です。畑のことは色々と、毎年主に僕がやるような作業もゆっこさんががんばっている感じです。そして義父祐二さんにもいつも以上に協力してもらっています。本当にありがたい。うちの両親は毎週のように手伝いにきてくれて、働いていってくれますが、それも本当にありがたいです。

今週の野菜セット
 霜が降りて、だいぶ畑の様子も変化していることと思いますが、蔵人として働いているためなかなか畑に行けていません。まぁ、僕が行こうと行くまいと、この時期はそれほど草も大きくならないし、野菜たちは問題なく成長しています。霜にあたると、葉もの野菜たちは柔らかくなり、甘みも増します。葉ものがますます美味しい季節です。
 ナスなどもまだ生きてはいますが、もう実が大きくなってきません。というか、よくここまでもったというところ。ありがとう!!

娘たちのこと
 2人とも、ぐんぐん成長しています。葉菜ちゃん(4歳)は近頃、話をちゃんと筋立てて喋れるようになってきた気がします。だいぶ、自分の言いたいことを言えるようになってきた感じ。「色々と話したいけどうまく言い表せない」という状態から、前進が感じられます。すごいなぁ。それと、今日は箸の持ち方が少し上手になっていました。幼稚園の、1つ年上の友達に教わったと言っていました。子ども同士で教えたり教わったり、というのが、大人が子どもに教えるよりも効果があったりしますね。体のサイズとか、大人より参考になることが多そう。それと、何かすることの何が難しいのか、どう難しいのか、というのは、できるようになったばかりの人がきっといちばん良く知っています。箸を使えるようになって久しい大人には、箸を使うことの何が難しいのかわからない、ということがあると思います。改めて見てみると、箸の使い方って実はかなり複雑なことしてますよね。何年か前に、葉菜ちゃんに箸を教える日に備え、「初めて箸を使うってのはどういうものか」と知りたくて、利き手ではない左手で箸の練習をしてみました。かなり難しい。ふつうに物がつかめる程度には上達しましたが、右手には遠く及びません。すごく難しいことをしているということはよく分かった!「こうやって持ち方を教えましょう」とか簡単そうに書いてある本がありますが、そんなに簡単じゃございません。まぁ、難しいのでやりたいときに練習して、自分のペースでうまくなっていったらいいと思います。例えば「箸を上手に使う」ことの目的は、食べ物を美味しく食べたり楽に食べたりする為だと思います。その目的が達成できるのなら極端な話、箸が使えなくたっていい。「マナーが」という話もあると思いますが、そもそもマナーって、みんなが楽しく過ごすためのもののはず。マナーを盾に人を攻撃したり非難したり、自分が優越感を得たりする為のものではありません。マナーは手段。楽しく過ごすのが、目的。目的が達成できるのなら、手段はなんでもいいし、逆に「あの人はマナーを守っていなくてけしからん」とかなれば、マナーが原因で楽しくなくなっているわけで、これは完全に本末転倒かと。目的を忘れて手段を大事にしてしまう、というのは結構ありがちかなと思います。僕は結構やってしまっているかな。
一つ、今これを書いていてふと思い出した話。安倍首相が所信表明演説か何かの中で引用していて、その引用の仕方は違うんじゃないかと思ったけどエピソード自体は素敵だったので覚えていました。貝原益軒って人の話。益軒の大切にしていた牡丹の花を折ってしまった若者が、「怒られる」と思って謝りにいったとき、益軒は(たぶん)微笑んで言いました。「私はこれを楽しむ為に植えました。怒るためじゃありません。」と。
例えば「絵が上手になる」ということはとてもいいことだと思いますが、楽しく絵を書いていた子が「上手だね」と言われて「上手に書かなければいけない」と思って「上手に書くこと」を目的にしてしまったらそれはマズい展開だと思います。僕は、楽しむことや気持ちを表現すること、そういうものが、絵を描くことの目的であって欲しい。その為に、色々な表現を覚えたり、たくさん描いて上手になればいいし、楽しく描いているのなら上手にならなくたっていい。
「こうした方がいい」という決まりごとは世の中にたくさんありますが、もともとそれは、人と人がうまくやっていくため、幸せに生きるという目的のための手段のはず。常に見落としがちな「目的」の方に、積極的に意識を向けていくといいのかなと思います。 健

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