ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 166号

今日も見てもらってありがとうございます。今夜は久々に夜も暖かい感じ。

前フリ何か書こうかと思ったけど今これといって書きたいことがないらしい。今週のひとつぶ便りでござる。

ひとつぶ便り 166号(2014年5月23日便)
 どうも!今シーズンは先週から出荷を始めていますが、今回が初めての人もたくさんいらっしゃいます。またよろしくお願いします。食べて頂いてありがとうございます。
 今日(22日)は久々に雨が降りました!僕らの住むこの東信州はもともと、全国的に見ても晴天率がとても高いところで、雨が少ないと「曇り」の天気が少ないのでほんと晴ればっかりで、畑はカラカラになりやすいのだと思います。土も、たいがい水はけがいいし。ここのところ半月くらいまとまった雨が無かったので、今回の雨は本当に嬉しい。こんな日は、畑の野菜たち(と雑草たち)が、喜んでいるように見えます。確実に喜んでいるのは僕ら農家です。恵みの雨!
 雨が少ないのと、朝晩の気温が今年はちょっと低いのか、蕗の成長とか、例年に比べて遅い気がします。稲の苗の成長も遅い感じ。まぁ、だからといってやることはそんなに変わらないし、その時できることをしています。

6年目です
 僕らが「ひとつぶ農園」を始めて5年が経ち、6年目に入りました。長女、葉菜ちゃんが生まれたのが2009年でその年に農園を始めたので、葉菜ちゃんが5歳だからひとつぶ農園も5歳。葉菜ちゃんほどではありませんが、ひとつぶ農園もそれなりに成長してきたと思います。だいぶ成長したのに全然ダメなことばかりだから、最初がひどすぎたってことですか。そうですか。毎年条件が異なり、何年やっても分かるもんじゃない、というような意味がこもった「農家は毎年1年生」という有名(?)な格言がありますが、就農5年目はまだ「1年生」になれる年齢じゃないんだなと今思いました(笑)。「毎年1年生」とか謙虚に言えるようなレベルでは全くございません。
 今年は、冬に酒蔵で一緒で、とても仲良くなった先輩有機農業者D君に色々と教えてもらっていたりして、色々とうちの農園も技術革新ができそうです。まぁ、技術も大事だけど、農家にとって大切なのは丈夫な体と丈夫な心なのだと、彼を見ていて思います。体も心ももっと強くなりたいものです。広大(というほどでもないけど)な畑で、ホーとか鍬とか手で、草取りとか草けずりとか定植とか収穫とか、作業をし続ける上で、集中して作業し続けられる心こそ小規模有機農家の才能な気がします。
 また、一口に「有機農家」とか言っても各農家、思いが違うし持っている能力も知識も違うし、そういうものに応じて農法も全く違っていたりします。地域が違えば気候が違うから、それによっても全く常識が違ったりもしてきます。基本的に「化学合成農薬・化学肥料・遺伝子組み換え技術を使わない」ということ以外は、それぞれに委ねられているわけで、結局それぞれがそれぞれの方法でやっている感じだと思います。色々な人から学びつつ、それを自分たちの大切にしたいことに合わせながら、よりよい畑を育てていきたいです。畑に対してできることは、やるべきことは、今よりもっともっとあります。そして、僕はどこまででも、成長できるはず。

今週の農作業
 標高980メートルの僕らの集落でもやっと先日カッコウが鳴きました。カッコウが鳴けば霜が降りないと言われていて(確実ではないけど)、これを機に寒さに弱いものたちを育苗ハウスから露地の畑に植え付けたり、大豆を播いたり、という作業をしていきます。このあたりでは、二十四節気の「小満(5月21日」というのも霜の降りない目安とされます。それでも今年はちょっと心配なので、ナスやピーマンなどはまだ育苗ハウスの中ですが、今週末あたり、植える予定。トマトはハウスの中で作るので、先週植え付けました。
 色々と種まきや定植、畑の草を削ったり土手草刈ったり、耕したり、トラクターで耕したり、2人で分担したり一緒にやったりしながら毎日色々やっています。楽しいです農作業。

放射能のこと
 マンガ「美味しんぼ」のことが騒がれているようですね。読んでいないのでよくわかりませんが、福島第一原発の事故は、今も全く収束なんていう段階じゃないし、汚染は全国に広がっているってのは間違いのない事実。先日も長野市のコシアブラから基準値100ベクレル/㎏を超える340ベクレル/㎏が検出されたとか。山菜は出やすいとはいえ、軽井沢のように特にホットスポットとか言われていない長野市でそんなに出るのかというので驚きます。長野県といっても広いし、長野市といっても広い。そして、長野は山の県なので地形が複雑で、汚染が濃い場所、全然濃くない場所、色々あるのだと思います。だから、長野市で出たから長野市は全部自粛、とかおかしい。他の市だったら大丈夫、ってのもおかしい。どんどん測るべきです。色々なところの、色々なものを。「検出されたら売れなくなるから」って理由で、測っていない場合がすごく多そう。いつだったか問い合わせたら佐久穂町もそんなこと言ってました。でも検出されたら売ったり食べたりしちゃダメなんだし、山菜はともかく野菜などは実際はほとんど検出されないから食べても大丈夫、という結果のはず。測らないことが、「風評被害」とか言われるものの元では?
震災直後からひとつぶ農園の野菜は何度も測ってもらっていますが、一度も出ていません。友達のシイタケ(キノコも出やすい)は一度、震災の次の年、21ベクレル検出されたけど、その後の年はずっと不検出。土からも検出はされるけど不検出~60ベクレルくらいの間。僕らの住む地域はそのくらいの汚染。でも同じ佐久穂町でも、群馬県境のあたりはもっと濃い汚染。なんて話題を書いてること自体が非常事態ですよね。山で暮らしている人たちが大好きな山菜を食べられなくなることの責任を誰がとれるというのでしょう。健

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