ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 174号

今日もお越しいただきありがとうございます。八千穂の朝は涼しいなぁ。気持ちがよい。

先日30歳になりました。あまり今まで考えたことなかったけど、僕の誕生日は、僕の家族にとっての特別な日なんだなということ。ここでいう家族は、僕とパートナーと娘2人のことではなく、僕と、僕の両親と、兄のこと。僕らの娘2人の誕生日は、僕と、ゆっこさんと、葉菜ちゃんと、花野ちゃんにとって、特別。他の人とは違う次元の記録的な日だと思う。それを考えると、僕の誕生日も同じだよなって思います。両親に、兄に、ありがとう。おめでとう。

では今週のひとつぶ便りでごわす。


ひとつぶ便り 174号(2014年7月18日便)
 いつもありがとうございます。先日の台風、雨が短時間に物凄く大量に降った日がありましたが、ほとんど問題ありませんでした。よかった。山のおかげなのだと思いますが、この地域は台風にはめっぽう強い印象があります。地元の方からもそう聞きます。地震も少ないし、天災には比較的強い場所だと思います。今年は2月、大雪があって大変でしたが、それにしても豪雪地帯の雪に比べたらかわいいものかもしれないし。寒い冬さえ工夫して快適に乗り切れれば、非常に住みやすい場所だと思います。まぁ、その寒さが尋常じゃないんですが(笑)。
 そしてこのところ、暑い!日が続いています。水分欠かさずにいかないといけませんね。冷夏って予想があるけど、秋が早いってことでしょうか。今のところ、暑いです。

 先週は友達とうちでご飯が2回、土曜日は霊泉寺温泉のイベントに家族で出かけ、僕はダンスのステージに立ち、日曜日は分館対抗バレーボール大会があり、と、なかなかの過密スケジュール。エンジョイしております。今年は何かと人に会うことが多いです。なんというか、そういう時期なのかなと思います。どんな場でも、どの人に対しても、誠実でありたいなと思います。

今週の野菜セット

 インゲン初登場と、ミニトマトも今回からまともに入ります。そして大玉トマトも!八千穂の短い夏がやってきています。採れる野菜でうちの食卓は色々と変化していきます。今は、大量に余る大根とキャベツ、そしてズッキーニをいかにして大量に食べるか、というテーマの料理が主ですが(笑)、それがこれからどんどん夏野菜に移行していきます。毎日、贅沢な食卓です。ありがとう。

スポーツのことなど
 サッカーのワールドカップが終わりましたね。うちはテレビも無いし、特にサッカーファンというわけでもないので1試合も見てはいませんが!ドイツ優勝ですってね。おめでとう!日本がグループリーグで敗退したのが「残念な結果」というのを最近2度、立て続けに違う場面で聞きましたが、FIFAランキングとかで見ても日本が勝ち上がる可能性はそもそも低かったわけで、順当な結果と言えるのではと思います。むしろ、善戦したのではと。ワールドカップ出場ってだけですごいことだし、前回優勝のスペインだってグループリーグで敗退しているし、ベスト16までたどり着くのはたぶん全く簡単なことじゃありません。確かなことは、選手、監督はじめ色々な人の誠実な努力があって、あの舞台までたどり着けるということ。そこで勝てなかったからといって、その努力が否定されるはずありません。
 
 僕は中学はバスケ部、高校はラグビー部で活動していました。全くたいした選手ではありませんでしたが、まぁ毎日がんばっていたつもり。今となって思うことは、苦手を克服する努力より、長所を伸ばす努力に力を注いだ方が、よりチームに貢献できたのかなということ。団体競技のおもしろさはたぶん、「足し算」じゃなくて「掛け算」みたいなところ。全てのプレーの質が高い選手に憧れを持っていたけど、限られた練習時間と自分の能力的に、たぶん目指すところはそこではなかった。もっと自分の短所と長所を知り、短所はある程度捨てて、より長所を伸ばすべきだったんじゃないかと。
 今、高校のラグビー部時代を思って書いていますが、ラグビーは15人で1チームの競技。15人で守り、15人で攻めるようによくできたルールなので、お互いの長所を生かし合い、短所を補い合うことがより可能な競技。1人が全てできる必要は無いのだと思います。できる必要がないというか、むしろできない方がいい、ということもあるのかも!と今思いました。
 中学時代によく見ていたアメリカプロバスケットボール(NBA)の、マイケル・ジョーダン2度目の3連覇のときのシカゴ・ブルズ。大好きなチームでしたが、このチームは、ジョーダンという絶対的な「強さ」と、他の4人の個性とそして「弱さ」のバランスが絶妙で、最高に美しかった。マイケル・ジョーダンが素晴らしい選手だからといって、例えば全員がマイケル・ジョーダンだったら、そのチームは間違いなく弱い。ジョーダンが2人でも、ぶつかっちゃって、力は半減するかもしれません。それぞれがそれぞれの個性を発揮し、その結果ジョーダンが輝き、周りも輝いているチームでした。あのチームのピッペンやロングリーという選手がもし、強靭な精神力と強い性格を持っていたとすれば、少なくとも優勝できるようなチームにはならなかったのではないかと思います。ジョーダンとぶつかってしまって。彼らが「弱くてよかった」とか「弱くてもよかった」という話ではなく、ジョーダン中心のチーム作りをする中で、「弱くなければいけなかった」と思うのです。(どちらも技術も能力も高い素晴らしい選手です。)
 まぁ、テレビ画面を、僕の目で見ているだけの判断なので、それは正しい見解ではないかもしれませんが、人と人が関わりそれぞれを活かし合う時、強いことが良いことで弱いことが悪いこと、できることが良いことでできないことが悪いこと、なんて見方は単純にはできないと思います。人と人の関わりの中では、強いこと、できることが短所になることもあるし、弱いこと、できないことが長所になる場合だってあります。短所、長所という言葉を使うことすら、適当ではないのかもしれません。それぞれがそれぞれの個性を認め、受け入れ、理解することができたとき、長所とか短所なんて言葉は、意味を失うのかも。あなたがいて、僕がいる。僕がいて、あなたがいる。というだけのことか。「それぞれの長所を活かし合い、短所を補い合う」ということが、強い素敵なエネルギーを生み出す、ということをもともと書きたかったのですが、ちょっと今変わりました。それぞれがそれぞれを、優劣や勝ち負けを超えて丸ごと認め、理解することは、より広く、深く、優しい視点だと思います。その視点こそ、大切だという気がします。

 たぶん、目指すものが勝利とか成功、という視点で途中まで書いていた感があります。でも、求めるものはそこではありません。目指すのは平和。求めるのは、平和。勝利や成功を求めるのなら、どうしてもそこに、淘汰や排除がはたらいてきます。そうではない、平和な方向が必ずあると思うし、矛盾するようだけど、その方がそれぞれの人の能力を引き出すことになるし、個人も団体も社会も活き活きするはず。
 畑も、そこにいる虫や微生物や野菜や草たちが、存分に力を発揮して、すべての命が活き活きする、そんな畑が理想です。例えば人が集まる場も、日本という国もそうであったらいいなと思います。例え僕が手も足も動かず、口も聞けなくなったとしても、命の価値は今と何も変わりません。       健

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