ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 188号

今日もお越しいただきありがとうございます。更新遅くなりました~。
先週のひとつぶ便りっす!

ひとつぶ便り 188号(2014年10月24日便)
 いつもありがとうございます。18日、19日とだいぶ強い霜が降りました。朝の畑や土手が真っ白になっていました。霜が来れば寒さに弱い雑草や野菜たちは一斉に枯れ、景色が変わります。冬がそこまでやってきているのを感じます。とはいえ、霜が降りたと言ってもまだマイナス2度くらいなもので、まだまだ大丈夫な寒さ。僕らの住む佐久穂町は真冬の朝、いちばん寒いときにはマイナス20℃近くまで下がります。毎年のことですが、最低気温マイナス10℃以下が何日も続いたあとだと、マイナス5℃でも「今朝は暖かいね」という会話をします(笑)。夏は熱帯夜がなく、湿度が低く、台風の被害もあまり受けず、とても過ごしやすい場所ですが、冬は長く厳しい場所です。まだまだ寒さは序の口です。
お酒づくり
 今月20日に、黒澤酒造での勤務が始まりました。昨シーズンに引き続き、雇ってもらえることになったので、今シーズンも行きます。冬の間の、お酒づくりの仕事です。夏場の野菜の収入だけではとても生活していけない状況なので、冬はがっつり勤め人です。黒澤酒造は、うちから10分ほどのところにある、佐久穂町の酒蔵。千曲川(長野県を出て新潟に入ると「信濃川」になります)の最上流にある、150年の歴史のある酒蔵です。日本でいちばん長い川の、いちばん上流に位置する酒蔵ってことですね。佐久地域にもたくさんの酒蔵があって、色々なお酒があります。黒澤は、生酛づくりという製法に力を入れている酒蔵で、現在の社長と杜氏(お酒造りの長)は兄弟。共に30代です。冬の間、酒造りをする「蔵人(くらびと)」と呼ばれる人間は杜氏を含めて8~9人の体制で、僕もその一員として冬期間働きます。黒澤はほとんどの社員さんが通年雇用で、冬の間は蔵人として働いている人も、酒造りが終われば会社の中の他の仕事をしています。期間労働者は僕を含め3人。昨シーズンも3人でしたが、1人辞め、1人新たに入りました。で、今シーズンは冬期だけの3人は3人とも有機農家ということになりました。新たに入ったのは僕とゆっこさんが研修した織座農園で研修した、僕らと同門の人です。楽しくやっていけたらなと思います。そして美味しいお酒を育てたいです。お米とか菌とか、生き物相手の仕事をしてお金をもらえるのはとてもありがたいです。
 20日から出勤していますが、まずは掃除とか、洗い物とかやっています。最初のお米洗いは23日。それを蒸すのが24日。少ないお米(といっても100キロとか)の量から徐々に、始まっていきます。直属の上司が辞めてしまい、結構ドキドキなのですが、色々とがんばります。
この時期、まだまだ畑にはものがあるし、畑の後片付けなどもしなくてはいけませんが、午後の休みをもらったり、半日で終わることの多い土日などを利用して作業していきます。蔵人という仕事にも、農家という仕事にも、誠実に向き合いたいです。ちなみに昨シーズンに引き続き、釜場といって主にお米を蒸したり洗ったりするところが僕の持ち場です。

仕事の内容にしろ、雇われて働くということにしろ、会社にいる時は農業で自分の仕事をしているときとはだいぶ違う心持ちになります。色々と、いつもは自分で見えていない自分の弱さも見えてきたりします。そういうところも大切に、確認しつつ、やっていこうと思います。
今週の野菜セット
霜が降りたので、まだ辛うじてまだ採れていたピーマンなど夏野菜は終わりです。霜がきてもまだ木はまだ生きているものもありますが、実が凍みてしまって。お届けできるような状態ではなくなります。反対に、葉物野菜たちは霜に当たると柔らかさや甘みが増します。より美味しくなった葉っぱたちをお楽しみください。小松菜のおひたしとか、もう絶品です。我が家では俄かにカブを生で食べるのが流行り中。最近卵が手に入ったので、ゆっこさんが自家製マヨネーズを作り、大きめに切ったカブをそれにつけて食べたら、葉菜ちゃん(はな・5歳)にも大人気!ひたすら食べていました。少し前からうちでは生野菜自体が流行ってまして、食卓にサラダもよく登場します。寒い時期ですが、すごく美味しく感じます。水菜とかラディッシュとかカブとか人参とか、生で食べるのもおススメです。
ちいろばのえんがわ
19日には葉菜ちゃんの通う「森のようちえん ちいろば」のお祭りがありました。その名も「ちいろばのえんがわ」。天気にも恵まれて、この時期としてはかなりポカポカのいい日よりでした。その次の日から3日続けて雨、ということを考えるととてもラッキーだった感じ。年長さんの保護者中心に、4月くらいから徐々に準備を進めてきました。ちなみに葉菜ちゃんは年中。昨年は春、秋の2回、今年は秋の1回の開催でした。今回のテーマは前回に引き続き「子どもの笑顔がみんなの笑顔」。今回はそれが達成できた、素晴らしいイベントだったと思います。食べ物やさん、洋服屋さん農家(うちも出店しました)など色々なブースが出て、幼稚園からもピザやカレー、かまどご飯を作って売ったり、お母さんたちみんなで作ったズボンを売ったりと、まぁそこまでは一般的なお祭りの形式かと思いますが、一つ一つのブースがそれぞれしっかりこだわりがあるようなところだし、ようちえんからの食べ物は僕らの野菜とか友達のお米とか、有機食材中心だし、それだけでも充分僕には魅力的なお祭りです。が、さらに良かったのは今回は朝の会、帰りの会とか、お散歩とか、普段の幼稚園の生活の中でやっていることを外部から来た子どもや大人たちと共にやる「子どもプログラム」が一日を通してあったことかと思います。子ども達をどうしたら飽きさせず、一日楽しませるか、それでいて幼稚園の為のお金を稼ぐか、というところを年長さんの母3人がどうするか考え抜いた結果だと思いますが、すごくよかったです。子どもプログラムでは相撲大会も開催!園庭に畳とロープで即席の土俵を作り、学年別の対決。とても盛り上がっていました。外部からも何人も参加してくれていました。僕は全て見ていたわけではありませんが、未満児から年長まで、全て「ちいろば」勢が優勝したそうです。強い(笑)。普段から相撲をやることもあるみたいだし、何より気合いの入り方が違ったらしい。葉菜ちゃんは年中の同級生こっしとの熱戦を制しての優勝。なかなか見応えのある勝負でした。ちなみに2人とも女の子ですが、2人とも一回戦で外部から参加の男の子を倒しての決勝戦でした。見事。
特に意識しないと、幼稚園のお祭りであってもそれを子どもの為のものにするのって難しいと思います。前回は、子ども達はだいぶ持て余していた印象で、普段の幼稚園生活の方が楽しいんじゃないかと思っていました。今回はそこのところがしっかりカバーされていて、素敵な一日が演出できていました。それも、何か特別なことをするのではなく、結局ほとんど普段やっていることをやっただけ、というのもすごく素敵なことだなと思います。関わった皆さん、お疲れさまでした!ありがとう!       健
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