ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 202号

お久し振りです。今日もお越しいただきありがとうございます。日曜は原宿の神宮橋で瞑想したりしてきたんですが、そのへんのことはまた次のに書こうかな。

今シーズンもお野菜セットが始まったので、それに同梱される「ひとつぶ便り」も再開ってわけです。またよろしくお願いします。

季節外れの台風は暴風と恵みの雨をもたらしてくれました。畑はだいぶ潤いました。土はほんとものすごく乾いていたのでこれでやっと丁度いいぐらいの湿り気です。ありがたし。では先週のひとつぶ便りです。

ひとつぶ便り 202号(2015年5月8日便)
 お久しぶりです!2015~2016シーズンの初出荷です。また皆さんに食べて頂けて嬉しいです。ありがとうございます。今シーズンもよろしくお願いします!
 毎日暑いですね。僕らの住んでいるところは標高も高く、冷涼な気候が特徴ですが、4月後半からやたら暑い。夏みたい、というのがあまり大げさじゃありません。日差しが強くて、なかなか体力を奪われます。夜は涼しいですが。
1月末に出荷が終わり、それから今までをちょっと振り返ってみると、2月はまぁ普通に寒かったですが、特に寒い年の冬の気温にはなりませんでした。去年、歴史的な大雪が降り、交通がマヒしたりパイプハウスがつぶされた農家がたくさんあったり、それはもう大変だったので、今年もあるんじゃないかと誰も彼も、少しでもいい勢いで雪が降り始めるとビクビクしていましたが、今年はそこまでの雪は降りませんでした。冬全体としても雪は少なかった印象です。僕は毎日酒蔵で働いていました。吟醸などの細かい仕込みが1月で一段落して、2月はまた量の多いお酒の仕込み。機械や蒸す釜も大きくなるので、大きい仕込みの方が作業は楽です。ゆっこさんと子ども達は、2月は毎年2週間ほどゆっこさんの実家に帰省します。この間、一時的に一人暮らし。寒い八千穂の寒い冬は、酒蔵から帰ってくると家が冷え切っているので結構辛いです(笑)。その他家事とか色々、一人暮らしの人たちへの敬意とか、家族のありがたさを感じる2週間。まぁ、こういう時は友達の家に夕飯食べさせてもらいにいったり、一人暮らしもエンジョイはしていますが、そういえば普段からエンジョイしていないこともないので、やっぱり一人暮らしは僕には大変だな、という結論です(笑)。
3月の気候は今年は比較的暖かく、雪も少なかったです。僕は3月も最後まで酒蔵で働きにいっていましたが、農作業の方もスタート。まずは苗づくりですが、去年の11月に家の前の育苗ハウスのビニールが風で裂けて、全てはがした状態だったので、ハウスの新しいビニール張りから始まりました。その他色々な準備は、ゆっこさんがやったり僕が半日で帰れた時に進めたりしました。また、家のすぐ近くの大きなカラマツが伐られることになって、伐採するのが森林組合のたまたま知り合いの人たちだったので「いるか?」と訊かれたので、いる!ということでもらいました。枝を払ったとても太い木の幹をどーんと家の前の畑に置いていってくれました。チェーンソーで刻もうにも、うちのチェーンソーの刃の長さよりも直径がかなり長く(50~60センチほど)、こんなに太いのは扱ったことがなかったので一目見てできるかどうか不安になりましたが、やってみたら意外とできて、少し自信と技術が身に付きました。5時に酒蔵から帰って、3月はその時間、だいぶ日が伸びて明るくなってきているので、その時間にちょこちょこと刻み、割って、薪づくりをしていました。
3月はよく晴れて、それはもう農作業日和という日が多く、トラクターで耕すのにも適した土の状態でしたが、酒蔵の勤務もあったしまだだな、と思っていたら4月の初めからやたらと雨の日が多く、ひたすら降られて耕すどころではない土の状態になっていました。4月にこんなに降った記憶はありません。先輩農家が「梅雨より降ってる」と言っていました。こちらの梅雨は空梅雨も多くて、毎年それほど降らないことが多いのです。僕らの住んでいる佐久地域は全国有数の日照率を誇る場所。一年通じて、こんなに雨続きということが珍しい。まぁそんなわけでなかなか外での作業ができず、苗の方も最初に播いたレタスなどの発芽が悪く、鉢上げするものがあまりない、というような状況だったのでやることが少なく、僕はせっせとトラクターのオイル交換や爪の交換などにいそしんでいました。オイル交換も爪の交換も、自分でやるのは今回が初めてでしたが、こういうのを自分でやる、と言うといつもお世話になっている農機具屋さんは丁寧に教えてくれて、道具まで貸してくれたりして、非常に助かります。ありがたい。どっちみち、機械のことで色々な部分、お世話にならざるを得ないところはあるので、自分でできる部分は自分でやりたいなと思うところ。忙しい農機具屋さんにもその方が良さそうだし。
4月前半は雨ばかりで、「これは次は日照りがくるんじゃないだろうか」と思っていたら本当にそうで、4月後半から現在まで雨がほとんど降らず、かつ気温が夏のような日照りの毎日。畑もカラカラに乾いていて苦戦気味の野菜も多い感じです。まとめて雨、まとめて日照り、ではなく分散して来てほしいものです。まぁ、まとめてくるのはよくあるパターンな気がします。

アースデイin佐久 2015
4月は他に、アースデイというお祭りを毎年やっていて、今年も実行委員として参加しました。今年はひとつぶ農園としての出店はせず、ゆっこさんと子ども達は遊びにきて、楽しんでいました。僕はサブニュマという西アフリカの太鼓とダンスの集まりで、ステージにも参加。たくさん踊ってきました!楽しかった!アースデイは「地球環境を考える一日」ですが、佐久アースデイとして毎年サブテーマを決めます。今年は「やりたいことをやってるよ」。やるべきこと、やらなくてはいけないこと、だとしてやっていることも日常に多いと思いますが、みんなやりたいことをやっていないからおかしなことになるんじゃないか、って話が出て、その辺から実行委員で話し合っていたら、自分たちは何かしら道を見つけてたり、やりたいことをやっている話ばかりが出てくるので、じゃあそれを見せればいいってことじゃないかってことで、「やりたいことをやってるよ」に決定。これは最終的に僕の出した言葉ですが、熱の乗っているものです。僕ら夫婦もまた農業も、暮らしも、やりたいことをやっています。佐久のアースデイというこのイベントの実行委員は本当に「任意」の人々で、やりたいからやっている人たち。その集まり。参加も不参加も自由です。今年で13回目で、だいぶ大きなイベントになって、大変なことも色々ともちろんありますが、実行委員会は事前の準備も当日も、やりたいことを楽しんでやっています。
 
今週の野菜セット
 例年通り葉もの中心のセットからスタートです。今回は、家の前の畑にある小さなハウスの中で育てたものたちが主。このハウスはこの時期はナスやトマト、キャベツ、他色々な野菜たちの育苗に使っていて、葉ものはその苗たちの隙間で育てています。昨年、このハウスの中にたくさん草やわらなどを入れたので、土もだいぶ良くなってきた感じ。去年よりも健康な土に育っているように見えます。嬉しい。
 生活、農業、子ども達のこと、個人的なこと、目の前には大切にしたいものが色々とありますが、そのどれも、もっと深めていきたいなと思う今日この頃。日々のこと全て、その広さも深さも、自分の想像していた範囲を遥かに超えていることがわかってきました。今シーズンも、よろしくお願いします! 健
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