ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 203号

今日もお越しいただきありがとうございます。そしてカッコウは鳴き、霜はいよいよ降りなくなったろうか、というところで寒さに弱いものたちも畑に植えつけ始めました。今日はナス。

出荷始まってます。ご注文もお待ちしております!
では、先週のひとつぶ便り。

ひとつぶ便り 203号(2015年5月15日便)

 いつもありがとうございます。今週からお送りする方、今シーズンもよろしくお願いします!
4月の後半からはやたら暑く、雨も降らず、朝の冷え込みもあまりなく、このあたりではまだまだ霜が降りる時期なのに、全然降りていませんでした。が、11日の朝はかなり冷え込んで、結構強めの霜が降りました。久し振りに朝ストーブを焚きました。野菜たちは、寒さに弱いものたちには不織布を掛けてあったり、まだ育苗ハウスの中でぬくぬくしていたりなので、特に被害はありません。最近の新聞記事で知りましたが「八十八夜の別れ霜」に続き、「九十九夜の泣き霜」って言うらしいです。霜の降りない目安として、八十八夜(5月2日)の方はかなり有名だと思いますが、それで油断しててやられる、っていうのが九十九夜(5月13日)の方だそうで。しかしまぁ僕らの住む佐久地域は寒いところなので、霜の降りない目安は二十四節季の「小満」の頃と言われます。5月21日頃。実際、桜の咲く時期も東京と比べて2週間から20日ぐらいの違いがあります。なかなか寒い地域なのです。霜が降りない目安として、日付の他には「カッコウが鳴いたら」というのも良く聞きます。実際カッコウに任せておけば大体、大丈夫かと思います(笑)。まだ鳴きません。

最近の農作業
 ナス、ピーマン、トマト等々の夏の実もの野菜や、キャベツやブロッコリー等の苗のお世話は毎日の仕事。主にゆっこさんがやっております。これから霜の心配が無くなれば、その実ものたちを一斉に畑に植えつけていくので、その畑の準備を進めています。僕は結構トラクターに乗ってる日も多いです。草をバラバラにしたり、耕したり。近場の畑ばかりではないので、移動に結構時間がとられたりします。稲の苗の管理とか、田んぼの準備もやっています。今は代掻きの時期。田植えも周りの農家さんはぼちぼち始めていますが、うちはもうちょっと先。うちはなぜか今年、稲の苗の発芽が悪くて悲鳴をあげています。ひぃぃぃ!
 草もどんどん伸びてくる時期になってきたので刈払機で草刈りもちょっとずつしたり、既に種を播いたり植えたりしている野菜の周りの草はホーとか三角ホ~とか「削っ太郎」(商品名)とか色んな農具でとったりもしています。冬が長く、夏が短いため、田んぼ、畑の準備はこの時期に集中してきます。毎年大変なこの時期です。まぁ、ここ数年は気持ち的にはなぜか余裕でやっています(笑)。

今週の野菜セット
 今週も葉っぱもの中心のセットです。最近は少し涼しいのですが、先週くらいまで真夏のように暑かったので、ハウスの中の葉もの野菜たちはだいぶ大きくなったり、トウが立ち始めていたりで、正直ベストコンディションをやや過ぎている感があるものもありますが、とても美味しいことは間違いないのでどうぞお好みの方法でお召し上がりください!
 大量の葉ものと、冬を乗り越えた漬け物などが、今の僕らの食卓です。

葉菜ちゃん6歳
 上の子、葉菜(はな)ちゃんが6歳になりました!現在幼稚園の年長さん。毎日森のようちえんに通い、元気に遊んでいるようです。幼稚園に行く前や帰ってきたあと、休みの日などはよく下の子、花野ちゃん(かや・2歳)と家の中でも外でもよく遊んでいます。遊んだり、ケンカしたりしています(笑)。最近は畑も結構一緒に行ったりして、2人ともたまに手伝ってくれたりします。カエルを探したり、花を摘んだり、軽トラに登ったり、色々なことをして遊んでいます。割とすぐ帰りたいとも言いだしますが。
 6歳のプレゼントに、自転車を贈ったので、家の近くの、見通しが良く車があまり通らず、平らな(←珍しい)道で練習しています。まだ乗れませんが、すぐ乗れるようになるのでしょう。上達早いですね。ところでまだバランスが不安定な葉菜ちゃんを見ていて、何かこれ覚えがあるなと思って、自分が自転車乗り始めた頃のことかな、と思ったのですがどうやらそうではなく、思い出したのはスノーボードの経験。怖がれば怖がるほどに重心が転びやすい場所に行ってしまう感じが、見ていてすごく分かる気がしました。自転車に乗れることってすごいことだとわかります。そして、これ、もうちょっと前には「立つ」とか「歩く」、ということでやっていた経験だと思います。どこに重心を置き、いかに転ばずに、前に進むか。今、世の中で歩ける全ての人が体験したことのある初めの一歩。それを日々研究し、鍛えあげたその日々があるから今があるわけですが、この新しいことを会得していく喜びって、たまらなく楽しいものだと思います。赤ちゃんから子どもと呼ばれるようになる頃までに、既に獲得している能力(例えば立つとか歩くとか、基本的なコミュニケーション能力)は、大人になってもずっと使っているものですが、これは小さい頃、脳の機能が最高な時に、来る日も来る日も積み重ねた経験と努力あってのもの。そこの部分に触れられる時、何かすごくムズムズするような、楽しい気持ちになります。あの頃の吸収する能力はもう無いけど、そんなふうに今も、積み重ねていきたいなと思います。

 とまぁ話逸れました。葉菜ちゃんは6歳。周りに色んなものがあふれているこの世の中で、「良いもの」に触れて欲しいなと最近よく思います。言葉で定義するの、難しいですが、どういうものが「良いもの」っていうのはわかるようになってきた気がします。何か、自信があります(笑)。例えば「お金を稼ぐ」ということが主な目的で作られた何かより、その人が好きで、楽しんで作られた何かの方が、遥かに美しいと思うのです。「こうしなければいけない」という動機で作られているものより、「こうしたい」という思いから作られているものの方が、美しいと思うのです。美しいものに触れて欲しいと思います。本当のことに触れて欲しいと思います。嘘も、デタラメなことも、世の中に蔓延しているけど、そういうものではなく、本当のことに、そういう言葉に、そういう何かに、触れて欲しいなと思います。
大地に種を播いて、太陽とか雨とか、土の中の生き物とか人間とか、全ての自然が関わって、植物が育ちます。これは本当のことです。でも大地に種を播いて、水もなく、何の助けも無く、植物は育つことができる、というのならこれは嘘です。自分で確認せずに、(植物のことではこんなこと言わないけど)あらゆる分野でこういうレベルの嘘を言う人がたくさんいて、そういう嘘が蔓延しているのがこの世界、社会だと思います。子ども達には、本当のことに触れて、それがどういうものか、見分けられるようになって欲しいなと思います。僕もそういうものに、人に、たくさん出会いたいし、自分がそういう存在でいられたらなと強く思います。葉菜ちゃんいつもありがとう!おめでとう!これからもよろしく!  健

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