ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 204号


ひとつぶ便り204号(2015年5月15日便)

 いつもありがとうございます。今回からの方、今シーズンもよろしくお願いします!
 このところ、雨と晴れのバランスが良い感じです。まとめて雨、で土が湿りすぎ、まとめて晴れて乾きすぎ、というようなことも多いので、こうバランスよく来てくれると本当にありがたいです。農作業もやりやすい。15日には僕らの住んでいるこの標高900~1000くらいのあたりでもカッコウが鳴きました。霜が降りない目安とされるのがカッコウの初鳴き。100%確実というわけではないでしょうが、信頼性は高い印象。佐久地域の霜が降りない目安とされる小満は21日でいずれもうすぐだし、週間予報などを見ても気温が急激に下がる日は無さそうなので、ナスやズッキーニ、カボチャ、トマト等々、霜に当たればやられてしまうものたちをどんどん植えつけています。例えばナスやトマトは3月下旬に種を播き、育苗ハウスの中に作った踏み込み温床(落ち葉と米糠を発酵させて熱を出す昔ながらの方法)の上で大切に育ててきたものです。「苗はいい」というのが織座農園(僕らの元研修先)のキャッチコピーで(笑)、そこで3年学んだゆっこさんも苗づくりはたぶん上手。地元の人にも褒められることもしばしば。苗はいいんです。逆に畑に出てからの技術はいまいちで、僕らもその傾向は受け継いでしまっています。まぁ少しずつですがかなり改善もしてきたし、これからもしていきます。基本的なことでやれる工夫すら、未だ膨大にある気がします。精進します。
 予報になかったけど今夜(20日)、雨だ!なんか雷もビカビカ。昼間は真夏並に暑くて、昨日植えたナスが少しかわいそうだったので、この雨もとてもありがたいです。今日も良い天気。

今週の野菜セット
 育苗ハウスの一部で作っている葉ものたちだけでなく、露地のものも少しずつ育ってきました!今回はラディッシュやチンゲン菜が初物。露地に播いたものたちは4月中旬からだいぶ雨が降らなかったのでなかなか大きくならない感じでしたが、このところ雨にも恵まれているので大きくなってきました。
 ハウスの小松菜や水菜、ベストな状態をやや過ぎていたりしますが、まだまだ美味しいので是非お召し上がりください。この時期は葉ものばかりの葉もの祭りです。
 
娘たちのこと
6歳になった葉菜(はな)ちゃんと、6月に3歳になる(まだ2歳)の花野(かや)ちゃん。最近はよく畑にも一緒に行きます。今日(20日)は僕だけ別の畑で作業していたのでゆっこさんと娘たちの3人が一緒に畑へ。ひょうたんの種を播いたり、ズッキーニの種を播いたり、子どもたち2人もかなり手伝ってくれたようです。彼女たちがやれそうな仕事は一応誘ってみて、気が向いた時は手伝ってもらう感じです。強制はしたくありませんが、畑のある生活の楽しさは、しっかり味わってほしいなと思います。
2人は家でも外でも、仲良く遊ぶのとケンカするのとを短い間隔で繰り返すようなことをしていますが、とにかく2人で一緒にいます。2人で遊んでいてくれるので、親としては去年とかと比べてかなり楽です。畑とか田んぼではカエルを探したり捕まえたり、花を愛でたり摘んだりして遊んでいます。まぁ「早く帰ろうよ~」とすぐに言いだすことも多いですが…。そんなタイミングで丁度おやつだったりすると、また農作業の時間が稼げます(笑)。

葉菜ちゃんはだいぶ長かった「アナと雪の女王」ブームが冷めてきて、最近はラプンツェルの方が好きらしいです。同じディズニーですが、順番的に古い方に遡りましたね。そんなわけで葉菜ちゃん専用風呂敷を何枚もつなげて、ラプンツェルの長い髪を作っています。この前まではエルサのドレスとして使っていました。風呂敷万能。素晴らしい。何か特定のキャラクターグッズとか本とか、そういうのはブームが終わればその人の中で全く価値の無いものになるけど、風呂敷は色んなニーズに対応できる上、子どもが飽きたら大人も使えるし、場所もとらないし、ってなんで風呂敷の宣伝みたいなことをしているのかわかりませんが(笑)、おもちゃとかって、こういうものがいいなと思います。人の想像力一つで何にでもなるようなものが。積木とかもそういうものかと思います。
例えば映像は刺激的だから、一度そういうものに触れたらまた見たくなるのは自然なことかと思いますが、「感覚の刺激こそが幸せ」のように考えるのは間違いだと思うし、そう思って刺激ばかり求めるのは実は苦しいことだと思います。実際、「快感=幸せ」というふうに思っている人が世の中にすごく多い気もするし、そう思う人が子どもたちにそれを教えようとするのもまた自然な流れですが、間違いだと思います。幸せは、今この場所にあります。いつ、どこで、何をしていようとも、それは感じられるものです。子ども達に必要な「物」はそう多くないかと。何かを持つのなら、いいものを選びたいです。自分たちで選べるようになって欲しいとも思います。目先の刺激やコストパフォーマンスではなく、真に使う人のことを考えられているようなおもちゃや道具、深められた技術によって作られた何か、例えばそういうものは、素敵だなと思うし、美しいと思うし、そういうのがいいものだと思います。

原宿行ってきました。
 農作業が色々集中していて大変忙しい時期なんですが、今月10日、ちょっと一人で原宿に行ってきました。「Wake Up!」という若者中心の一日瞑想会ってのがあったので、それに参加してきました。前にも何度か書いていますが、僕はティク・ナット・ハンという禅僧・詩人が大好きで、彼の本を参考に、仏教や、仏教が伝えるマインドフルネスの実践をしています。今年は来日ツアーが予定されていたのですが本人(88歳)は体調を崩して来られず、その高弟たちがたくさん来日していました。今回の瞑想会もその一環。Wake Upという若者中心のこうした集まりは、イギリスとかアメリカではポピュラーらしい。
 ティク・ナット・ハンや彼のコミュニティが実践しているものは、仏教がベースですが仏教自体がそもそも宗教的な何かではないので、キリスト教の人もイスラム教の人も、共同体の一員としてふつうにいるようです。マインドフルネスというのは、「今ここ」を生きる実践。呼吸をしていることに、食べているときは食べていることに、歩いている時は歩いていることに、座っている時は座っていることに気づく実践、自覚する実践。というわけで、瞑想会といっても特別なことをするわけではなく、みんなで座ったり、食べたり、横になってくつろいだり、というのをより意識的に行う、というようなこと。新しい友達もできて、日々の実践への更なる意欲をもらえました。呼吸に気づき、微笑む。おススメですよ。  健

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