ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 206号

今日もお越しいただきありがとうございます。先週まで雨を待ちわびていたというのを忘れそうなくらい、最近はよく降ってます。
今年は苗の発芽が悪くてどうなることかと思った田植えは、色んな人の助けを借りて、無事完了!心地いい疲れが体にあります。

では、先週のひとつぶ便りです!


ひとつぶ便り 206号(2015年6月5日便)


 いつもありがとうございます。なんだかものすごく暑いですね。比較的冷涼なはずの、僕らが住むこのあたりも今年はこの時期に30℃とか、よくある感じ。5月とか6月にしてはかなり暑い。というか、一年でいちばん暑い時期並に暑い感じ。しかも雨もほとんど降らない。雨が欲しいぃぃ。
 ↑と書いていたのが6月2日。で今日3日、降りました!2週間ぶりぐらいのまとまった雨!恵みの雨!畑の野菜も、そこら中の雑草も、喜んでいるように見えます。農家はみんな喜んでいるはず。

最近の農作業
 照り付ける日差しの元、毎日働いております。色々と定植したり種まきしたり、その準備をしたりしていますが、ここ一週間の中での大仕事は、家の前の育苗ハウスの中を片づけて、ミニトマトの苗を植えるというもの。僕らの住む家のすぐ目の前に畑があって、そこには面積5.4メートル×16メートルくらいのビニールハウスが建っています。この家に引っ越す直前から引っ越し直後にかけて、建てたものです。ここで、春の最初の葉物、果菜、各種の苗を育てています。春の最初の葉ものはこのハウスの中で育てていて、先週まではここの葉物も出荷していましたが、片づけてしまったのでそれはもうお終いです。
 中をただ耕すだけなら簡単なのですが、寒さに弱い苗たちを育てる為に作った「踏み込み温床」を片づけるのが大変な作業。踏み込み温床というのはコンパネ(たたみ一畳くらいの大きさの合板)で四方を囲んだ中に、落ち葉と米糠を層にして積んでいったもの。うちはこれを春に2つ作ります。落ち葉と米糠が発酵するときに出る熱を利用して、その上で苗を育てる昔ながらの方法です。現在は電熱線を使った温床が一般的なのだと思いますが、僕らのような小規模有機農家などでは作っている人も多いです。この落ち葉と米糠は、時間をかけてさらに発酵を続けると、腐葉土になります。野積みにしておいて、2年くらい置くとかなりいい土になってくれます。これを苗の土として使ったりします。
 とまぁ温床の説明が長くなりましたが、これを解体して、落ち葉をハウスの外に運び出すわけです。今回は5月31日に、僕の両親が来てくれたので、がっつり手伝ってもらいました。助かりました。今回は母が主に娘たちと遊んでくれて、父が温床の落ち葉を運び出して積む作業を僕と一緒にやりました。この作業は、作業そのものが大変なのもさることながら、何しろ臭いがきつい(笑)。もっと発酵が進んでしまえば臭いもそこまではしないのでしょうが、この時期に解体するととてもくさい。発酵臭と言うよりは腐敗臭っぽい臭い。作業者たちは慣れてくるのですが、服にもつくのでとてもくさい人になることができます(笑)。そんな臭いにも負けず、無事解体と落ち葉の移動を終え、耕すなど準備をしてから、ミニトマトの苗の定植も完了しました。7月後半くらいから、美味しいミニトマトをたくさんお送りできるかと思います。お楽しみに~。

 2日、花豆の種(豆)まきをしました。午前中は僕一人でやっていましたが、午後は花野ちゃん(かや・今月末で3歳)と2人で作業しました。思いの外花野ちゃんがちゃんと働いてくれて、非常に助かりました。僕が小さい穴を30センチおきに作っていって、そこへ花野ちゃんが2粒ずつ花豆を入れていく、という分担でやっていましたが、花野ちゃんがやる気満々でいいペースで作業を進めてくれました。僕一人でやるよりだいぶ早かったです。しっかりやってくれて驚きました。種まきはゆっこさんが最近時々一緒にやっているのでお手の物のようです。ちなみに花野ちゃんはやる気がなければ絶対やらないので、無理やりやらせているわけではありません。念の為(笑)。
 その日は葉菜ちゃんは幼稚園、僕とゆっこさんと花野ちゃんが車で畑へ行き、僕と花野ちゃんが降りて、ゆっこさんは他の畑に行っていました。花豆播きが思ったより早く終わって、ゆっこさんが戻ってくるのを待っていたらだいぶ時間がかかりそうだったので、僕と花野ちゃんはゆっこさんのいる畑まで歩くことに。車だとすぐの距離だけど歩くと結構遠い。というのはわかっていましたが、花野ちゃんとゆっくりお散歩するのもいいなと思って行ってみました。20分くらいの道のり、花野ちゃんもよく歩き、最後は少しおんぶもしましたが、楽しくお散歩できました。なかなかいい時間でした。

今週の野菜セット
 まだまだ葉物中心のセットが続きます。同じようなラインナップでも、播いた時期や場所は、色々と異なっていて、出来も畑によって違います。先週まではハウスの中の葉物もお届けしていましたが、ハウスの中は片づけて、ミニトマトを植えつけた為、今週からは全て露地の葉物です。溢れる葉物を色々工夫して使ってもらっていることと思います。ありがとうございます。
 
歯が痛い!
 先月29日の午後から30日にかけて、やたらと歯が痛み、夜一睡もできませんでした。時々歯が痛むことはあり、この歯も先月の前半から少し痛んだりしていましたが、これ程痛むのは初めてで、僕の経験したことのある中でも最悪の痛み。30日に急遽歯医者さんに行ってきました。友達が最近通っている、むやみに削ったりしない歯医者さんですが、僕の痛む歯はかなり虫歯が進行していたようで、神経を抜きました。で、今は全然大丈夫です。
 例えばこういう虫歯のことを考える時、歯医者さんとか専門家を含む多くの人が、口の中のことだけを考えがちかと思うのですが実際は、体全体、心全体の影響で、そこに不調が出てきているものだと思います。今回のように痛む歯の神経を抜けばそこの痛みは無くなりますが、体全体、心全体の基本的な問題が解決していない以上、またそこの歯に負担をかけるか、他の歯に負担をかけるか、または体の他の部分に負担がかかるだけの話で、いずれまた問題は起こります。歯を大切にする、というのは体や心全体を大切にすることだと思うし、体や心を大切にすることは、歯を大切にする、ということだと思います。今回行った歯医者さんは、そういう視点を持っている人のようで、これを機に他の歯も色々看てもらおうと思います。
 人の健康と土の健康は、たぶん同じようなもの。例えばある「害虫」がいたから退治する。ある菌がいたから殺菌する、というように「対処療法」を繰り返していたら、結局基本的な問題は何も解決せず、どんどん土が固く、冷たく、健康ではない状態になっていきます。健康的な土では健康な野菜が育ちます。そこには「害虫」と呼ばれる虫がいようとも、有害な菌がいようとも、他の虫、他の菌とのバランスが保たれているから、害にはなりません。一部を見ることは全体を見ること。全体を見ることは一部をみること。深く見て、全てのつながりが見えるのは、何よりも楽しいことだと思います。        健
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