ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 215号

今日もお越しいただきありがとうございます。ここのところちょっと空気が変わった気がします。秋の気配を感じるような。
先週のひとつぶ便りです。

ひとつぶ便り 215号(2015年8月7日便)
 いつもありがとうございます。これを書いている今は静かな夜です。子ども達とゆっこさんは眠りについて、聞こえるのは虫の声だけです。ここのところ、午後に雨が降ることが多い。夕立のようにちょっと激しく降る日もあれば、穏やかに降る日もあります。今日(5日)も夕方6時頃から穏やかな雨が降って、今はすっかり涼しいです。というか肌寒いくらいなので窓は全部閉めました。夜も暑ければ窓は全開にしますが、元より僕らの住む場所は熱帯夜がありません。昼間は暑いですが、夜はとても快適です。
 上にも書いたように最近は午後に雨が降ることが多く、稲架(はざ)に掛けて干している小麦をなかなか脱穀できないでいましたが、昨日、一昨日は雨が降らず、よく晴れていて、今日はまた雨の予報があったので、できるだけ今日やってしまおうということで、3分の2くらいは脱穀を終えました。今年は結構面積的にも多くやって、さらに出来もよかったのでだいぶ量がありそうです。相変わらず、大体2日に1度くらいのペースでパンを焼いているので、小麦粉はかなり使います。去年の小麦はとっくになくなっていて今は買った小麦粉で焼いていますが、今年はこの小麦で1年間余裕でいけるのではないかと思います。ありがたい!ちなみに今年は薄力(ホクシン)、中力(南部)、強力(ゆきちから)、3種類の小麦をやっています。料理にもお菓子にも色々と使うものなので、自分たちで育てたものを使えるのは嬉しいことです。買ったものより遥かに美味しいし。あと3分の1も、今週末には脱穀したいです。

今週の野菜セット
 トマト、ナス、ズッキーニ、キュウリなどなど、夏!!のセットです。うちはゆっこさんが(だいぶマシになってきましたが)まだつわり中でお米が食べられないので、パスタなど、イタリアンな食卓が多くなっております。

キャンプ
 近くに住む友達がキャンプを企画してくれて、僕らも参加してきました。葉菜(はな)ちゃん(6歳)は7月末にあったお泊り保育が屋外でのキャンプだったので、経験済みという感じでしたが、花野(かや)ちゃん(3歳)はテントに泊まるのは初。僕もテントとか泊まった記憶がないからもしかしたら初。ということで僕としてもなかなか新鮮な体験でした。参加したのは葉菜ちゃんの通う森のようちえんの親子とかスタッフとか。子どももたくさんいて賑やかでした。場所はその企画をしてくれた家族の、家から離れた山の敷地。主に音楽のスタジオとして使われているログハウス(自作)とか、中のスペースにだいぶ余裕のあるビニールハウスが建っていたりする場所で、民家からはだいぶ離れている静かな場所。とはいえ家からそう離れているわけでもないので必要なものがあればとりに帰ったりもできる(笑)、便利な場所。他の家族は8月1日に集合していましたが、僕らは家が近いこともあって31日、1日と、2泊しました。昼間は農作業があるので1日の昼間は家に帰ってきましたが。なかなか楽しかったです。
 花野ちゃんがちゃんとテントで泊まれるのかが問題でしたが、31日の夜は虫刺されがかゆくて、夜起きて泣いたりしたものの、1日は外が騒がしくてもぐっすり寝ついて、朝まで起きませんでした。バーベキューをして、花火をして、遊んで、葉菜ちゃんも花野ちゃんも楽しいキャンプだったようです。
 1日の夜は、葉菜ちゃんが早々と寝てしまったので、他の子ども達とずっと遊んだり踊ったり歌ったり話したりしていました。なかなかいい時間でした。

 その他、家でバーベキュー(主に野菜)をしたり、隣町のお祭り(花火大会もあるかなり大規模なやつ)に行ったり、家族で夏を満喫中です。最近はゆっこさんのお母さんが兵庫からこちらへ来ているので、子ども達はたくさん遊んでもらって嬉しそうです。

8月
 8月と言えば、戦争とか平和とか、そういうものを考えさせられる時ですね。でも去年もそうでしたが、特に8月だから意識する、というわけではなく、今は戦争というものが目の前の問題として常にあります。戦争法案とか、沖縄のこととか。これほど素敵な憲法を持っていながら、それを忌み嫌う権力者たちが導いてきたこの国。世の中に多く存在する空虚な物と思想、そういったものも、この国のそういうあり方から来ているように感じます。例えば「平和を大切にしたい」、「子どもを大切にしたい」、「国民を大切にしたい」、そういう思想が根底に流れている国は、そういう物とか仕組みが明らかに見える形になっています。日本は、どう見てもそうではありません。それは、そういう思想が根底に流れていないからです。人の場合も、言っていることと思っていることが違えば、それはすぐにわかります。この国は、そういう国なのだと思います。憲法はただの「建前」というのが、安倍さん率いる現政権の考えだし、多くの国民も安倍さんたちと同様に考えているように感じます。平和を求める人にも団体にも、ほとんど出会ったことはありません。日本国憲法に従うなら、僕ら国民の全ては全世界から恐怖と欠乏を無くすべく、働かなくてはいけないはず。でも、そんなことをしようとがんばる人を、この国の人の多くは笑うでしょう。蔑むでしょう。排除するでしょう。僕は知っています。でも行くべきはその道です。憲法の示す道です。憲法が美しいのは、それが間違ったことを言っていないからです。畑で言えば、「種をまいて、水をあげたら、芽が出る」ということを言っているだけだからです。「戦争をして、誰かを殺めたら、幸せになります」というのは、間違ったことです。例え憲法が「解釈」で歪められようと、書き換えられようと、正しいことは正しく、間違っていることは間違っています。僕は「自然」に従う。憲法に従うわけではなく、現憲法が「自然」を表しているから、それに従いたいと思うだけのこと。平和こそ道だという、事実に。
 
僕自身が今、平和かと言えばそうではなく、むしろ程遠い。程遠いけど、そこを目指すことはできるし、少しずつだけど近づいてもいます。僕に仏教とそのマインドフルネス(「気づき」)の実践を教えてくれたティク・ナット・ハンはまさに、世界から恐怖と欠乏を無くそうと、全身全霊で平和を生きている人だと思います。2600年前に生きた、ブッダと呼ばれたその人もそうだったように。
今、息をしていることに気づいていますか?吸っていることに。吐いていることに。生きていることに。どんな呼吸をしていようとも、ただそれを見つめてみてください。そして微笑んでみてください。そこから何かが始まる、のではなく、それが全てです。平和を、生きましょう。今、ここで。    健

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