ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 220号

今日もお越しいただきありがとうございます。先週のひとつぶ便りです。どうぞ。

ひとつぶ便り 220号(2015年9月11日便)


 いつもありがとうございます。ここのところ雨続きの毎日です。僕らの住んでいるこの地域は全国的に見ても日照率がとても高い場所で、一年を通して良く晴れているのですが、今年はなかなか雨が多い印象です。4月前半の長雨があり、梅雨もしっかり降り、今は台風と秋雨。例年は雨が無くて畑がカラカラになってしまう、ということが多いのですが、今年はここまで日照りで悩まされてはいなくてその代わり、長雨と日照不足にやられています。まだまだ晴れればある程度暑くなる気候なのに、雨ばかりなのでなかなか気温も上がりません。そんなわけで野菜の収穫量も質も、万全というわけではありませんが、今あるベストのものを送らせていただきます。
 雨の合間に、白菜の定植、野沢菜の種まきなど、やれることをやっています。今日(9日)午後は台風が過ぎ去ったあと、久々の晴れ!暑いと感じるのも久しぶりでした。

近況いろいろ
 先週、上の子、葉菜(はな)ちゃん(6歳)が幼稚園で流行っている風邪をもらってきて、熱を出したりしていましたが数日ですっきり治りました。花野(かや)ちゃん(3歳)には今回はうつらず、僕とゆっこさんにはうつって、まだ少し風邪気味です。天気も天気だし、気分も体も低調な一週間でした。
 ゆっこさんは妊娠5か月に突入し、だいぶお腹も大きくなってきました。もうすぐ生まれる、という段階でもあまりお腹が目立たないような人もいますが、ゆっこさんはそうではなくて早い段階からかなり目立つ方。毎回大きくなります。つわりはもう終わっていい頃のようですが、まだあります。ピーク時よりはかなり好調であるものの、未だお米はほとんど食べられません。そして、少し前まではイタリアンを好んで食べていましたが少し変わってきて、最近はベトナム料理とかタイ料理が食べたい、と言っています。ニョクマムとか、パクチーとか、タイカレーとか、そういう味がいいらしいです。ヨーロッパからアジアに来ましたね。辛い味付けがいいし、お米はダメということもあって、最近は僕と子ども達とは別メニューで、辛い麺(フォーとか)などを料理して食べています。お腹の子は順調のようです。現在20センチぐらいかな。最初の頃と比べるとだいぶ大きくなったなと感じます。

 葉菜ちゃんは最近は絵本ではない童話も、読んで聞かせてもらうのが好きになってきました。簡単な絵本なら自力で、割とすらすらと読めます。少し前から最近まで、実家から僕の両親が持ってきてくれたリンドグレーンの『ピッピ 南の島へ』を読んでいました。「ピッピ」のシリーズは3作あるそうですが、たまたま実家からうちに持ち込まれたのが3作目のこの作品。僕もゆっこさんも葉菜ちゃんと一緒に、とても楽しく読みました。このシリーズはリンドグレーンさんが自分の子どもの為に作って聞かせた話だそうで、すごくコミカルで、終始おもしろいですが、何より根底に流れるピッピの深い愛情と優しさが、心を温めてくれます。さかのぼって1作目と2作目も読んでみようと思います。今日図書館で1作目『長くつ下のピッピ』を借りてきました。
 『ピッピ 南の島へ』のあとはミヒャエル・エンデの『モモ』を読んでいます。葉菜ちゃんにはまだ少し難しいかと思いますが、しっかり聞いています。もう後半に入っています。僕はこれ、初めて読んだのですが、ものすごくおもしろくて、早く続きが読みたいと思って、葉菜ちゃんと一緒に読む前に読んでしまいました。久々に本を一気読みしました。上に、「葉菜ちゃんにはまだ難しいか」とか書きましたが、この内容をしっかり理解できるには、僕の場合は数年前くらいまで待たなくてはいけなかったような気がします。これは「児童文学」に分類されるのだと思いますが、例えば僕が大学生の時でも、この内容をしっかり理解できなかったと思います。こんなに、楽しめなかったと思います。まぁ、小学生ぐらいの方がむしろ分かる子がいるのかもしれないなとも思います。僕はその頃読んだとしてもたぶんわからなかったけど。作者の大切なもの、書きたいものがくっきりと見えるお話です。
 あと最近は、絵本だと「バムとケロ」のシリーズが我が家で流行中。僕もとても好きです。バムとケロと仲間たちの楽しい日常。素敵です。
 
 また、葉菜ちゃんは最近ピアノをよく弾いて遊んでいます。うちは電子ピアノがあるのでそれを弾いています。「猫ふんじゃった」はだいぶスムーズに弾けるようになりました。他にも簡単な曲を色々と弾いています。右手だけとかで。とにかくまぁ楽しんでくれたらいいなと思います。ちなみに僕も一応幼稚園からピアノをやっていたので、一応弾けます。あまり熱心ではなかったので上手には弾けませんが、最近はときどき弾いています。楽しいです。幼い日にやった「ブルグミュラー」を引っ張り出して弾いてみたりしていますが、曲がきれいで素敵です。

隠せないもの
 絵本や小説、音楽、絵、食、などなど「表現」にも様々な分野がありますが、そのどれもが、ごまかしの効かないものだと思います。それを描いた人、表現した人の、良いところも悪いところも全て出てしまうものだと思います。その人の深い部分の喜びも苦しさも、作品に表れてしまいます。それはなんというか、「安心していい」ことの一つだと思っています。例えば僕が書くこの文章も同様で、僕の良さも悪さも、喜びも不安も、全て出ているものと思います。ネガティブな感情、差別意識、暴力性など自分がダメだと思っている部分、隠したいと思っていることはたくさんありますが、それは表面的な技術などで隠しきれるものではありません。また、「隠そう」と思うのならその気持ちがそのまま表れるだけのこと。逆に、自分では普段気が付いていなかったり、照れくさくて隠そうとしたりしている優しさとか愛情とかそういう良い部分も、いかなる文章にも絵にも、表れてくるものだと思います。とても単純な絵を真似して描こうと思ったとしても、完全に同じものを描くことってできないんですよね。例えば「ピースマーク」を描いてください、といって、同じ絵をみんなで描いたとしても、その表情は全く違うものになるはず。隠そうとして隠せるものではなく、表そうとしなくても表れるものだから、隠すこと、表すことを意識しなくていいんだなと、割とここ数年で思うようになりました。まぁ、僕の場合は特に何をしていても感情とかバレバレな方なのでそもそも「隠す気があったのか」とか言われそうですが。
 日常において、僕よりも遥かに隠すのが上手な人だとしても、文章や絵、音楽、何らかの「表現」を通せば、隠しているものは必ず見えてきます。そこに触れること、楽しいです。           健

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