ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 244号

こんばんは。お越しいただきありがとうございます。
明日、選挙です。長野県区は「杉尾ひでや」さんが野党の統一候補です。改憲を阻止したい人は、杉尾さんへ入れましょう。比例区は改憲4党(自民、公明、おおさか維新、こころ)以外のところに。改憲の発議に必要な「3分の2」のライン、かなり際どいところみたいなので、本当にそれぞれの一票、重いです。今から、自民党に入れようと心を決めている人を動かすことは難しくとも、選挙に行くか行かないか迷ってるような人に、行こう!って言ってその気にさせることはそれよりはだいぶ簡単だと思います。近くにそういう人がいれば、チャンスです。

では今週のひとつぶ便りです。あ、野菜のこといっさい書いてない!(笑)
(お客さんには連れ合いの手書きの通信もついているのでまぁ大丈夫です)

ひとつぶ便り 244号(2016年7月8日便)

 いつもありがとうございます。7月入る直前から、すごく暑くなりましたね。すっかり夏の空気です。水分補給を忘れずに、体大切にしていきましょう。
 さて、もうすぐ選挙です。全く勉強していないのでよくわかっていませんでしたが参議院の通常選挙は、242人の半分ずつを、3年ごとに選んでいくものなのですね。それもあるし、参議院だし、今回の選挙で野党がそこそこ勝っても、政権与党にたいした影響はないのかもしれません。逆に、与党が勝ってしまうと、憲法が変わってしまう危険がすごく高まる、というのが今回の選挙。危ないです。自分たちの子どもを戦地に送るか送らないか、そういう選挙なのだと思います。
あまり選挙に興味が深くなさそうな友達、行こうとしていない知り合い、そういう人たちが一人でも多く、選挙に行ってくれることを願っています。なかなか、実際にそういうところに働きかけるのって難しいなと感じます。例えば原発や放射能汚染のドキュメンタリー映画の自主上映会とか、TPPに関する誰かの講演会とか、色々な本とか、関心のない人たちこそ見たら変化があると思うのだけど、そもそも関心がないからそういうところへ行かず、そういうものに触れない、というのがあります。そこが難しいところだなと思います。自民党に投票する人より、選挙に行かない人の方が圧倒的に多い。2014年の衆議院議員総選挙の投票率は52%くらい(数は約5000万人)。2人に1人が、選挙に行かない。自らの置かれている状況が苦しすぎて行けないとか、そもそも選挙があったことすら知らないような人もいるのかと思いますが、自分が投票することは意味がない、そもそも興味が無い、と思って行かない人が多いのだと思います。自分が投票することが意味がない、ということがものすごく大きな意味を持っていることを、自覚して欲しいなと思います。そこにある無関心や諦めが、子どもたちを戦争に送ることになるとしたら、その人たちだって、苦しむと思います。まぁ、この国の未来とか、子どもたちの未来とか、そんなこと考えられなくても、自分の今を全力で考えればいいと思います。どうか自分の今を、諦めないでください。より良く生きるための助けが、政治にはできるはず。現政権の向かっている方向は、それとは真逆です。国民の生活など、全く考えてなどくれていません。憲法を変えることも含め、全てアメリカの言い成りです。たぶんここは簡単に言ってしまえる話。アメリカの生産したものを買い、アメリカの戦争にお金と戦力を出す、ただただそんな国にしたいのです。「(アメリカに押し付けられたものではなく)自主憲法制定」とか安倍さんたちは言いますが、全くの詭弁です。憲法9条が、アメリカの戦争に加担することの邪魔になるから、変えたい、ということです。ただアメリカの言い成りの国に、したいですか?既にそうなのかもしれないけど、今以上になる。遺伝子組み換え食品を食べさせられ、戦争に行かされる。僕は嫌です。そんな社会は、日本の人たちを不幸にするだけでなく、アメリカの人たちだって不幸にします。
誰かが苦しんで、自分たちが苦しまない、なんてことは決して無いと思います。僕らは今、世界の誰かから搾取した何かで生活し、世界中の誰かを苦しめていますが、日本に住む人たちもまた、苦しんでいます。アメリカの人たちだって、苦しんでいます。この苦しみを、減らす方法は確かにあるはずです。誰かを苦しめることを減らす選択を、僕らは今できます。選挙でも、日々の生活の中でも。

平和
この国は平和だとか、日本人は平和ボケしているだとか、よく聞きますが、この国は平和ではないし、平和ではない国で平和ボケ、というのはおかしな話です。むしろ日本人の平和ボケは、今が非常事態だということに気づかず、平和だと思い込んでいるって感じを指す方が適当かもしれません。日本人もまた、自ら命を絶つ人がたくさんいます。人を大切にしない仕組みのもと、命を落とす人もたくさんいます。
直接、戦争をしていないということだけを指して平和と呼ぶのは間違いだと思います。既に解釈による改憲によって、日本は戦争のできる国になっているので、直接戦争しない国ですらなくなっているわけですが、その前からずっと、日本は世界の戦争に深く関係してきたし、多くの人々を間接的かつ深い関係性をもって死に追いやってもきました。今、この瞬間も、僕らのせいで誰かが飢えて、苦しんで、死んでいっている事実があります。豊かな土と水を持つ国なのに、世界の食糧や水を奪い取り、さらにはそれを日々大量に捨てながら、僕ら日本人は生きています。先進国中最低の食料自給率のこの国が、世界の飢餓に加担していないはずがありません。例えばお酒の製造や肉になる動物たちを育てるのにも大量の穀物を使います。先進国の人々がアルコールや肉の摂取を減らすなら、世界の食糧は、足りるそうです。あと、お金さえあれば救われる命だってあります。アフリカ最大のスラム、キベラスラムにある学校の給食費は一日10円。それは孤児たちにとって、多くの場合一日の唯一の食事だと思います。10円で、子ども一人が一日生き延びられる。持っているそのお金をどこに使うかで、誰を喜ばせるのか、悲しませるのか、決まります。何気なく使ったそのお金が、結局自分たちを苦しめることになっている場合も多いのです。一人一人の意識が少し変わるだけで、救われる命がたくさんあるし、僕ら自身の生きづらさもだいぶマシになるかもしれません。できていないことが多いけど、丁寧に今を生きたいです。もっと、もっと。
積極的に平和を目指す、というのは武力でテロリストと呼ばれる人たちをせん滅することではありません。そもそもそんなことできません。それをやっている時点で自分たちがテロリストなのだし、憎しみは新たな憎しみを生むだけだから、その道ではまた新たなテロリストがどんどん生まれていきます。積極的に平和を目指すこと、というのは例えば、食べ物のない国に食べ物を支援することとか、水のない国に井戸を掘ることとか、そういうことだと思います。農業、医療、教育、そういう分野でも、色々なことができるはず。憲法は、世界から恐怖と欠乏を無くす為に、日本人が行動することを謳っています。憲法が言おうが言うまいが、その道が平和への道です。それをはっきり示している憲法を持っている、ということ、とてつもなく有り難いことだと思います。今、日本人はそれをまさに捨てようとしています。戦争があってその結果、戦争は絶対にしてはいけないと思った人たちが、なんとしても今後戦争をしないようにと作ったものを、捨てようとしています。これは、決して捨ててはいけないものです。
 自分の生活と世界のつながり、それを意識させないでいることで投票率は減り、その結果政権与党は大喜びです。社会のことにも自分のことにも無関心でただ働く人間を育てるのが現在の学校です。自分の頭では考えられない人間をつくっていく教育。例えば自分の生活と政治を、結び付けて考えられる人間が多かったら、それは全くコントロールしにくいことでしょう。だますことがとても難しくなります。日々、僕らは何かを感じ、考え、何かを選び、生きています。それが、世界の全て、自然の全てと分かれていないことを感じることが大切です。誰かを苦しめて、自分が苦しまない、ということは無いのです。例えばアフリカの孤児たちの幸せと僕ら日本人の幸せもまた、深く関わっています。       健
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