ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 248号

お越しいただきありがとうございます。
旅人の祭り、先週末も行ってきました!ミニキャンプみたいな感じで、キャンプ生活も楽しかったし、色んな人のライブとか、パフォーマンスも見られて、家族みんな、満喫しました。僕らはちょこちょこ参加しましたが、イベント自体は8泊9日。大きな事故もトラブルもなく終わったようなので、よかったです。主催の至さん、参加者の皆さん、ありがとう!

では先週のひとつぶ便りです。

ひとつぶ便り 248号(2016年8月5日便)

 いつもありがとうございます。8月に入りましたね。暑い日が多いですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。関東甲信地方は7月28日に梅雨明けの発表があったようですが、8月に入っても雨模様の天気の日が多いです。よく降ります。僕らの住んでいるこのあたりはもともと湿度が低く、基本的に乾燥した空気の場所です。ひとつぶ農園は、家の前の畑以外には、畑に水やりできるような装備を持っていないので畑にあるものたちはいつでも雨の恵み待ち。程よく雨が降ってくれると本当に助かります。少し前に植えた第二弾のズッキーニはおかげでスムーズに根が活着できたようだし、先日播いた今年最終のニンジンは、この雨のおかげで割と安定して発芽してきてくれています。
 今シーズン最後のキャベツやブロッコリー、カリフラワーなどの苗の定植、白菜の種まきなど、秋野菜のことも色々とやっています。畑の草がすごいし、畑の準備も雨が多かったりでなかなか進まないところもありますが、気持ちも体もかなり、ゆとりを持ってやっています。
 
はるちゃんもうすぐ6か月!
 2月に生まれた三女、はるちゃんはすくすく成長中です。もうすぐ6か月!だいぶ大きくなりましたがどちらかというと小柄な方らしく、まだまだ赤ちゃんのかわいさが強く感じられるサイズです。言葉のようなこともよく発声しているし、他にも動きなど、色々な方法でコミュニケーションをとれるようになってきました。寝返りもだいぶ上手になり、コロコロ転がっています。あと、仰向けの状態で上方向へ移動するのが得意です。おしめを替えている時に機嫌が悪くて泣いていたりすると、どんどん上へ上へ行ってしまうので困ります(笑)。
 大きな怪我や病気もなく、生まれて半年を元気に過ごすことができました。ありがたいです。本当に。生まれてからの数年は、あらゆる物事を吸収する能力が最も長けた時期だと思います。安心して、愛をたっぷり受けて、育って欲しいなと思います。そのためにも、僕も日々、愛や理解を育てていくことが必要だと感じます。ごまかしは絶対効きません。

祭り!
 夏なのでお祭りシーズンです。佐久周辺でも様々なお祭りが催されているし、7月末には毎年、僕らの住む佐久穂町の隣にある小海町で「祇園祭」が開催されています。このイベントは過去に和太鼓のグループの一員としてゆっこさんも出演していたことがあって、その仲間たちが毎年出ています。今年も太鼓を見て、花火を見てきました。ゆっこさんがこの町で農業研修を始めたのが10年前くらい。その頃からの知り合いの子どもで、当時3歳だった男の子が、今では立派な中学生で、和太鼓を叩いています。「大きくなったなぁ」と、10年の月日を感じていました。僕がこの町に来てから8年ですが、自分も周りの人たちもそれだけ年を重ねています。子どもたちはぐんぐん成長し、大人たちは年をとる。でも子どもは少ないし、働き手の大人たちが年をとれば、農村は維持することが難しくなってきます。農業は50台ぐらいでも「若手」と呼ばれることがあるし、実際に50~60台くらいが支えている部分がすごく大きい。でもその後の世代は農業を継いでいないところも多いから、林業や農業関係の機械が扱えるわけではないし、そもそもそこの町や村に住んでいない人も多いから、状況は深刻になっていきます。東京で暮らしていた頃は想像したこともありませんでしたが、農村部は共同作業によって成り立っている部分が大きいです。僕らの集落はもともとコンパクトだし、空家がほぼ無いので今のところそういった面で困ることは無いですが、あと5年、10年すればどうなるかわからないし、既に苦しい集落もたくさんあると思います。ちなみに僕らの住む柳沢区は、僕ら家族が入ったり、子どもが生まれたりしているので、ここ5年の人口増加率、高齢化率などの項目において佐久穂町の中でも優良地区のようです。10数戸しかない、小さい集落だから一軒の割合が大きい、というだけの話ですが。若い夫婦と子供が増えたらいいな。 
 と、祭りの話でしたか。現在、佐久穂町の隣の隣の小諸市では、「旅人の祭り」というのが開催中。8泊9日でキャンプ生活をしながらサーカスあり、映画あり、ライブあり、なんでもありのアバンギャルドなイベントです。通し券(2000円)を買えば開催期間中出入り自由。主催はうちの台所のリフォームをやってくれた大工の至さん。毎年4月にやっている佐久のアースデイの実行委員長でもあり、僕らもアースデイは実行委員として長野に来た当初から関わっているので、それだけの付き合いがある人です。5人の子の父で、見た目はふつうですが、中身は物凄くすごいです。佐久市望月の「榊祭り」が「信州の奇祭」と銘打っていて、異論はありませんが、こっちの祭りの方がよっぽど奇祭だとは思います。僕らは7月31日のサーカスを見に行き(とても楽しめました!)、そのまま友人の空いているテントを借りて一泊。僕は朝帰ってきましたが、ゆっこさんたち4人はそのまま昼までいて、色々楽しんでいたようです。テントがずらっと並んでいて、色んな人がいて、子どももたくさんいます。お店も出ています。知っている人もたくさんいるし、知らない人が子どもたちと仲良く遊んでくれたりもします。すごくいい環境です。今週末までやっていて、自分たちのテントも張ってきたので、またどこかで行こうと思っています。

僕たちの誤解
 ところで、「差別」ということがすごく、社会にはびこっていると思います。女性に対して、障がい者に対して、外国人に対して、全ての少数派に対して、とにかく優しくない社会だと思います。相模原で起きた事件、あそこまでの行動をとること自体は珍しくとも、犯人の考え方自体は全く珍しいものではないような気がします。社会の意識の反映としか思えません。当たり前に、日常の中に差別があるのを感じます。完全にそれは、僕らの誤解から来るものだし、差別は誤解そのものとも言えます。
 僕らがいつもどういう誤解しているのかと言えば、自分や他の人、物、それが他の全てのものから独立して存在している、というのが大きいかと。自分が自分以外の全てからできていることをはっきり理解するなら、自分が誰かより優れている、なんていう思考は起こり得ません。僕らは食べ物を食べて生きているけど、例えば食べ物がなかったら、食べ物を育てる太陽や雨や土がなかったら、土を育て土そのものにもなる草や虫がいなかったら、動物や微生物がいなかったら、僕も他の人も、ここにはいません。そこにいる小さいものから大きいものまで全てが関わり合ってそこにある。そこに、存在の優劣、みたいなものは、一切感じられません。これがあるからあれがあるし、僕がいるからあなたがいる。あれがなければこれもないし、あなたがいなければ僕もいません。ありがとう。という言葉が出てきました今。   健
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