ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 256号

いつもありがとうございます。また雨降ってるし、風が何しろ強い夜です。
先週のひとつぶ便りです。今日、友人がガンジーの「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。」という言葉を引用しているのを見ましたが、この文章の最後の方で書きたかったのはそういう感じのこと。この言葉に沿うなら、今の日本は偉大ではないし、道徳的に後退し続けている国です。
「動物扱い」「家畜のような扱い」というのが「ひどい扱い」と同じ意味になりますもんねこの国。

では先週のひとつぶ便りです。

ひとつぶ便り 256号(2016年9月30日便)
 いつもありがとうございます。皆さんのところでもそうかと思いますが、雨、雨、雨の日が続いています。25日、27日はありがたい晴れの日でしたが、それ以外は基本的に雨、という感じです。僕らの住んでいるあたりは長い日照時間が自慢されるような場所で、梅雨でもよく晴れているようなところです。一年を通じてよく晴れています。そして大体いつも湿度が低く、夏も冬も空気はカラっとしています。それがここ10日ほどは雨続きで、非常に湿っぽいです。農作業においても生活においても、晴れが本当にありがたいです。晴れて洗濯物が乾くことが本当に嬉しいですね。お日様が出ていてくれれば半日で乾くものが、雨が続いていたら2日も3日も乾かなかったりして。三女・はるちゃんは現在7か月で、うちは長女から布おしめだけでやっていますが、乾かないのはなかなか困ります。こんなとき、薪ストーブをつけると一発で乾いてくれるのですが、今年はまだ結構暖かく、雨が降ってもそれほど肌寒く感じないのでストーブもつけられません。もうすぐ10月なんですよね。そんな感じがしない暑さ、暖かさです。
 今回の長雨で、畑に一時水たまりができていたりして、野菜大丈夫かなと思っていましたが、それによる深刻な影響は特になさそうです。今のところ。このあたりの土は基本的に水はけがいいのだと思います。水をためなくてはいけない田んぼにはあまり向かない土ですが、こんな大雨の時などは逆に水はけがいいというその特性は非常にありがたいものだと感じます。
 
前にもお伝えしているとおり、葉物やブロッコリーなどそろそろ採れだす時期なのですが今年は本当にもう壊滅的な状況(主に天候が原因かと思われます)で、葉物は次に播いたものが育ってくれていますが、キャベツやブロッコリーなどはもう間に合わず、今年は収穫が見込めません。いつもの年であれば、秋野菜の採れ始めと、夏野菜もまだまだがんばっているこの時期は、セットが最も充実しているのですが、夏野菜も割と不調だし、今年はなかなか野菜が揃いません。それでもがんばってくれているもの、今あるものをお送りします。よろしくお願いします。今年は例年よりも早く、お野菜セットを終了しなくてはいけないかもしれませんが、その時はまたご連絡させていただきます。

はるちゃん食べ始めました!
 現在生後7か月のはるちゃんは、離乳食を始めました。下の前歯はもうしっかり生えているし、少し前から食べたそうにしていたものの、まだいいかなとか言いながら始める時期をちょっと引き延ばしていましたが、ついに先週から始めました。おかゆとか、つぶしたカボチャとかを食べています。始めた途端にすごい勢いで食べています。次から次へと「ハルチャン!」と言って要求してくるので、食べさせている時はこちらは食べる隙がほとんどありません。はるちゃんは「ハルチャン」と「おっぱい」は既に割とはっきり発音していますが、ご飯の時は「ハルチャン!」というのを多用します。それ以外の時は色んなことを発音していますが、ご飯の時は「ハルチャン!」とばかり言います。まぁ実際に見ないと伝わらないと思いますがその感じ、すごくおもしろいです(笑)。
 おっぱい以外のものを摂るようになったので、便は固くなり、においも変わってきました。そして、最近やたら重たくなった気がするのもたぶん離乳食が主な要因かと思います。時期的なものもあるかもしれませんが、がっちりしてきました。ここまで、産まれた時は大きめ(3500ぐらい)だったものの、大きくなるのがゆっくりな感じでしたが、ここへきてグンと大きくなりそう。最近急に、ズシリと重さを感じます。長時間抱っこするのがちょっと大変に。まぁ元気に成長してくれていて何よりです。本当に。
そういえば何度か「離乳食」と書いていますが、おっぱいを離れることが目的の食事ではないので、その表現はちょっと違いますね。本人がおっぱいをやめるという意志を示せばやめればいいと思いますが、やめることを目的に食事を始めているわけではない、ということ。ある友人の子は「世の中にはおっぱいより良いものがたくさんある!」と言って1歳でおっぱいを卒業したそうですが、うちは特に何もなければいつまで飲み続けるかわからない人々です。できれば本人の意志でそうやって卒業してもらえたらいいと思いますが、うちはその前に、ゆっこさんが妊娠するとおっぱいを飲ませたくなくなるため、次の子を妊娠したときにやむを得ず断乳、みたいなパターンです。はるちゃんはどうなるかなー。
 はるちゃんは、はいはいもますます上手になってきて、ぐいぐい進みます。葉菜ちゃん、花野ちゃんはそれぞれ、よくかわいがっています。葉菜ちゃんと花野ちゃんは、はるちゃんかわいさによく抱っこしてくれますが、はるちゃんは2人の抱っこには慣れたもので、落ち着いた表情で抱っこされています。

バカにしているもの
 ところで、世の中には様々な差別があり、そこからくる侮辱的、差別的な言葉がありますが、どれも物事をきちんと見ていない、間違ったものだと思います。例えば「猿」という単語が差別的に使われることがあります。日本人などが白人の人に「イエローモンキー」と言われるのもその一例ですが、これ、他の人間を猿扱いすることよりも、猿を人間より下等なものとして扱っていることの方が問題なんじゃないかと思います。猿のことをよく知り、猿が大好きという人、もしくは神として信じている人からすれば、「あなたは猿のようだ」というのは差別する言葉であるどころか褒め言葉でしかありません。虫や獣が人間より劣ったもの、という勘違いに由来する差別用語はたくさんあると思います。そこには人が人を差別することの問題だけでなく、人が自然を差別することの問題がかなり大きく横たわっています。
 知るべきことは、見るべきものは、僕らがそれぞれお互いに、依存し合ってここに存在するということ。他の何かが苦しめば僕らもまた苦しむということ。土に触れる仕事をしているとわかりますが、僕ら人間がいくらすごい機械を発明しようと、土を良くするということにおいて、ミミズ一匹の力にも敵いません。大型トラクターで何度も耕しても、植物にとって魅力的な、土の団粒構造は発達しません。雑草の根やミミズ、土の中の虫たちが動き回ることによって、それは発達します。例えばそれを知っているのなら、「虫けら」なんて言葉を侮辱に使うことは無くなるでしょう。
 しっかり見れば見るほどに、自分たちが他の人、動植物、鉱物、太陽など宇宙の星、ありとあらゆるもののおかげでここにいることがわかります。自分もまた、他の人やものたちを生かしている部分がある、ということもわかるはず。その関係が深いか浅いかはあるとしても、この世界にあって、僕と全く関係のないものなど一つもありません。例えば僕が他の誰かを、何かをバカにするとき、差別するとき、それは自分自身をバカにし、差別していることと同じなのだと思います。逆に僕が他の誰かを、何かを大切にするときは、自分自身を大切にしているということ。そして自分自身を大切にすることは他の誰かを、何かを、家族を、社会を、自然を大切にすることになります。自分を、自然を、大切にしていきましょう。健
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