ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 128号

お客さん向けに、「ひとつぶ便り」を毎週発行しています。これからはバックナンバーを公開していこうと思います。一部変更したり訂正したり削除したりもするかな。では、今回の128号(2013年5月17日便)を載せます。今回は今シーズン最初の便ということもあってA4に3枚になりました。昨シーズンまでは概ね1枚にしていましたが、もっと畑のこととか野菜のこととか書きたいなと思いまして、今シーズンは自分の中で枚数に制限を持たせないことにします。ちなみに野菜セットの内訳、レシピ等はパートナーのゆっこちゃんの担当で、イラスト入り、手書きの素敵な通信を書いています。そちらもお見せしたいところですが、スキャンするのが一手間なので気が向いたら載せます。


 
ひとつぶ便り 128号(2013年5月17日便)

 お久しぶりです!今シーズンもよろしくお願いします。例年通り、葉っぱものだらけのお野菜便からスタートします。大変なこともあるかもしれませんが、緑の食卓を堪能してくれたら嬉しいです。
 さて、では少し近況報告など。

家のこと、畑のこと、天候のこと
 前にもお伝えしていますが、昨年末に古民家を購入し引っ越しました。この家で迎える初めての春です。前に住んでいたところより日当たりが格段によく、標高は前より高いのにも関わらず暖かいです。引越しと同時に冬の間もこつこつと建てていたパイプハウスは3月、家の前に完成して、現在そこで育苗をしています。家の前に育苗ハウスがあるというのはすごく便利でありがたい。昨年まで育苗に使っていたハウスは日当たりもいまいちで、隙間だらけ(笑)だったので、育苗の環境はかなりよくなりました。現在、なす、ピーマン、トマト、かぼちゃ、ズッキーニなど夏の実物野菜も着々と大きくなっています。なすやトマトなどは近々畑に定植する予定ですが、まだ霜の心配のあるこの土地です。
 5月に入って、先週くらいまでは朝やたらと冷えていて、時々霜も降りていました。霜注意報は毎日発令。「八十八夜の別れ霜」といって、これは5月2日(立春から88日)頃が霜の降りない目安、という意味の格言ですが、このあたりでは全く当てはまりません。代わりにこのあたりでは二十四節気の「小満(5月21日)」を霜の降りない目安とするようです。ともあれようやく今週からは暖かくなっています。今年は1月、2月は寒く、3月はやたらと暖かく(スキー場で最後まで雪がもつのかという心配がでました)、4月半ばに桜が咲き(普段より2週間ほど早い)、しかし20日に大雪が降り、強い霜も降り、5月はまた寒く、というなかなか激しい天気の変化にさらされています。しかしまぁ、強い霜などで多少の被害はありつつもなんとか野菜たちは育ってくれています。僕らも毎日働いています。生きています。
 最近の農作業としては、トラクターで畑を耕し、畑に直接種や豆をまいたり、ジャガイモを植え付けたり、ハウスの中でトレーや冷床に種をまいて苗を育てたり、稲の苗作りや田んぼの準備もしています。他にも色々とやっています。標高約1000メートルの高冷地であるこの土地では、冬がとても長く夏はとても短いので、この春に作業がぎゅっと集中します。特に僕らは他品目ということもあり色々と、同時進行でやっていきます。なかなかうまくやれている気はしませんが、何がどううまくやれていないのか、少しはわかるようになったのかも、と今思いました。ひとつぶ農園、5年目です。


家族のこと
 家族4人、元気に仲良くやっています。
長女・葉菜(はな)は今月8日に4歳になりました。相変わらず、愉快で素敵です。色々と自分でできることも増えてきて、畑で水やりとか、料理とか、手伝いもしてくれます。花野ちゃんの面倒も見てくれたりします。まぁしかし、何かができるようになるというのはとても素晴らしいことですが、そこで、「何かができるから自分の存在が肯定される」というような考えは、持たないでほしいなと思っています。「すごいね」ということより「愛してる」ということを伝えたいのです。絶対的に「愛されている」という実感の土台の上に、色々な能力を伸ばしていってほしいなと思います。僕はもっと、自分の中にある優しさやら洞察力やらを全開にして、子どもたちや色々な人やものに接していきたいです。
 次女・花野(かや)は10ヵ月。寝返りが打てるようになってからも寝返りもあまり打たず、どっしりして穏やかでマイペースな印象だったのですが、つかまり立ちやはいはいをし始めたらとたんにやる気顔になりました。やる気満々な感じ。最近のハイハイは明らかに走っています。そして花野ちゃんは、不満があると、泣くのではなく、怒ります(笑)。葉菜ちゃんは、今もですが何か嫌なことがあると「嘆く」感じで、「怒る」という表現はあまり合いません。姉妹で色々と全然違っておもしろいです。ときどきもめていることもありますが、姉妹仲良くやっています。葉菜ちゃんは平日は毎日2時半まで幼稚園に通い、花野ちゃんはよく近くに住む義父、祐二さんの家に預けます。花野ちゃんは祐二さんを大好きで、信頼しきっているようです。この時期、葉菜ちゃんはずっとおっぱいを飲んでいるような感じでしたが花野ちゃんはあまり飲みたがりません。食欲は旺盛かな。とにかくかわいいです。とても。
 ゆっこさんは去年のようにお腹が大きくないのでわしわし働いています。いや去年も割りとわしわし働いてましたね。まぁ親子も夫婦もすこぶる仲良くやっております。
 僕は、3月いっぱいまではスキー場で働いていて、その休みの日に農作業という感じの日々でした。今年は2月は長年いる人も驚くほどの積雪量があったにも関わらず、3月は何しろ暖かかったのであっという間に雪は解けていきました。そして営業が終了する月末にはあちこち水溜りや土が見える始末・・・。と、スキー場としては嘆かわしい状況は、畑の雪解けが早くて農家としては嬉しい、という状況なわけでした。
 個人的なことでは最近パンをよく焼いています。うちの畑で採れた小麦の粉で、焼いています。昨年末にガスレンジの上に置くタイプのオーブン(天火オーブンとか呼ばれるようです)を入手したので、発酵パンも焼けるようになりました。天然酵母は「白神こだま酵母」というのをかけついで使っています。それと別に今、粉と水から酵母を起こしてみています。小麦粉と水を混ぜて、何日かに一度粉と水を足して、というふうに一ヶ月くらい育てていく方法。だいぶ、いい香りがして気泡が入り始めています。この前試しにその酵母で焼いてみましたが、一応膨らんだけど、まだちょっと力が足りなそう。もうちょっと育ててから使った方がいいかなという感じ。とても楽しんで焼いていますが、「お米が足りなそうだから小麦をもっと食べよう」という動機も大きいところ(笑)。趣味ではなく生活の一部です。だから、余計に楽しいかもしれません。何より自分たちの育てた小麦でパンが焼けるのは嬉しいことです。色々とヘタクソだったり発酵の時間がとれなかったりであまり格好のいいパンにならないことが多いですが素材の良さか、味は格別に美味しい。食感もなかなかよくて、花野ちゃんも喜んで食べています。

お客さん募集中!
 ところで・・・皆さんに支えられて僕らは生きていますが、僕らが暮らしていくのに充分なお金が、まだ稼げていないのが現状です。新規就農者に対する補助金などで、なんとか凌いでいる感じ。そして野菜は余り気味。というわけで、お客さんは随時、募集しています。今週のように葉ものばかりだったり、金銭面の問題だったり、なかなか他の人には勧めにくい、みたいなこともあるかもしれませんが、お試しセットは送料込みで2000円程度からご用意できます。興味のありそうな方が周りにいらしたら、是非声をかけて頂けると嬉しいです。単発で、例えば誰かに贈り物として送りたい、などというのも可能ですので、お気軽にご利用ください。
また、対応できることばかりではないかもしれませんが、もっとこうしてみたら?という点を、どんなことでも教えていただけると幸いです。メール(info◎1-tsubu.com)(←◎を@に変えてください)でも電話(0267-88-4582)でも、FAX(同)でも何でもいいので。
 今シーズンもがんばります。よろしくお願いします。
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