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ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 292号

いつもありがとうございます。先週のお便りをアップします。

ひとつぶ便り 292号(2017年11月10日便)
 いつもありがとうございます。こちらは、朝は連日0℃前後まで気温が下がって霜が降りていますが、昼間はだいぶ温度が上がって農作業もしやすいです。我が家はそれぞれ風邪をひいたりお腹をこわしたりと体調を崩し気味でしたが、全員今はだいぶ元気になってきた感じです。皆さまいかがお過ごしでしょうか。どうか心も体も大切に、日々をお過ごしください。
 11月ですが、僕は連日ジャガイモを掘っています。10月はとにかく雨続きだったので、刈って稲架掛けしてある稲の脱穀は未だにできていませんが、乾かないことにはできないので、とにかくジャガイモを掘っています。ジャガイモは7月中頃から掘れるので、機械でやってしまう農家さんたちはたぶん1日とかで終わらせてしまうものなのですが、僕らのように手で掘っている半端に小さい農家たちは、毎年10月頃まで掘っています。これも雨のため、今年は10月にほとんど掘れなかったので、今やっています。だいぶ追い上げて、後半には入っていますが、まだ何百キロか埋まっていそうです。50メートル1畝で、全部で12列ほど今年はやっていますが、これだけの面積(距離)を手で掘れるのなら、たいがいのことは出来るような気がしてきます。今年は、ジャガイモ畑にだいぶ手がかけられたし(主に草への対応)、気候も合っていたのもあってか、かなり豊作と言えそうです。本当にありがたいです。うちは、現在、お米が1年間持つか持たないかギリギリの生産力なので、脱穀が遅れている今年はもうあまり在庫がなく、ジャガイモも主食として食卓で活躍しています。朝はパン(僕が焼きます)、昼ジャガイモ、夜はご飯とジャガイモ、みたいな主食ですが、子供たちもジャガイモが大好きなので、喜んで食べています。まぁしかし、小麦とジャガイモばかりだと、お米が恋しくなってきます。お米ばかりでも飽きないということを考えると、お米の偉大さを感じます。まぁ、食べ物がある、というだけでありがたいことです。
 あれだけ雨が降ったのに、ずっと土の中のジャガイモたちは、大体は無事でそこにあります。畑が冠水するほどの雨が降ったら無事では済まないと思いますが、特に水が流れ込む場所ではなく、そもそもこのあたりの土は水はけがいいのでそこまでのことにはなりませんでした。それにしても、というかそもそも、土の中で、分解されずにそこに居続ける、というのはすごいことだなと、ジャガイモを掘っていてふと思いました。種は、硬い殻とか、油を含んでいることなどで、他の大小様々な生き物や水分等から身を守っているのだと思いますが、ジャガイモなどは油らしい油は含まず、それほど硬い皮というわけでもなく、分解されずに土の中に居続けています。なぜそこに、そのままの形で居続けられるかというなら、生きているから、ということでしょうか。生命の活動が止まった時点で、土に還っていくわけだから、ジャガイモはそこで何もしていないように見えて、生きて、絶えず分解されない為の何かをし続けているのですね。僕ら人間の皮膚とか、体の中だって、変化していないように見えて、常に更新され続けているわけだし、色々な微生物とか菌とか、小さいものたちが体の内外で生きているおかげで、こうした一定の形が保たれているわけですが、生きているから腐らない、というのはジャガイモと全く同様だと思います。他の野菜も、収穫されたからそこで生命の活動が終わっているわけではなくて、確かに生きています。ジャガイモは次の年に植えたらまたジャガイモができます。命の力に、その奇跡に、ありがとう。健
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