FC2ブログ

ひとつぶろぐ

長野県南佐久郡佐久穂町(旧八千穂村)、有機野菜の「ひとつぶ農園」のブログ。

ひとつぶ便り 295号

いつもありがとうございます。まとめてアップの3本目です。
12月1週のやつ。映画を観にいったり上映会やったり、の話です。

ひとつぶ便り 295号(2017年12月1日便)
 いつもありがとうございます。ここ一週間くらいは気温が高く、晴れも多く、畑にも出やすいです。と、いう気候が、少し前までは「ものすごく寒い」と言っていたものだったりするので、人は割とすぐ慣れるものだなと思います。今、例えばマイナス5度であったらものすごく寒く感じますが、このあと、マイナス15度の朝を体感すれば、マイナス5度の朝を「今日は暖かいね」とか言います。慣れってすごいなと思いますが、時に怖いものだなと思います。慣れてはいけないものも、たくさんある気がします。
 今週は26日に『カレーライスを一からつくる』という映画の上映会を、友人たちが割と近く(佐久市望月)でやってくれていたので観に行き、28日には僕らがやっている小さな上映会で鎌仲ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』をやりました。カレーの方は、医師で探検家の関野吉晴さんが、武蔵野美術大学でやっている課外ゼミの1年を追ったもの。美術大学に通う学生たちが、カレーを、お米づくり、野菜づくり、肉のための鶏を育てること、塩を海にとりにいくこと、器をつくる、とか、そういうことから始めて9か月かけてつくる、という内容。おもしろかったです。一つのものを深く見ていけば、世界の全てが見えてきます。そこに、つながっていないものなど一つもありません。学生たちが、これをやったからといって、その瞬間に目が開くとは限りませんが、あれで何かを感じないはずがないし、いつか世界の広さや深さを感じるきっかけに、必ずなると思います。何しろ先生が、砂鉄を採り、たたらを踏んで鉄を作り、それで斧などをつくり、それで現地で気を伐り舟を作り、インドネシアから日本へ旅をした人。そんな関野さんの深い優しい眼差しが、とても印象的で、素敵な映画です。いいなぁあんなゼミ。
『ミツバチ―』は、僕ら夫婦と、友人1人の3人(平和な子育て・暮らしを考える会)で不定期でやっている「さくほ平和映画祭」の第7回目。第1回目の『カンタ!ティモール』を去年の9月にやって、それ以来、細々と地道にやっています。今回も、映画のあとの座談会も含めて、いい会になったと思います。今年、鎌仲監督の『ヒバクシャ』、『六ケ所村ラプソディー』を上映し、そのあとやっぱりこのあとは『ミツバチ―』の上映会をやりたいねということになりました。この3作品が、鎌仲監督の、核をめぐる三部作と呼ばれています。山口県上関の祝島で約30年間、海と山と共にある暮らしの中で原発建設と戦う島民たちや、スウェーデンで持続可能なエネルギー、持続可能な社会を目指す人々の話。135分の大作です。僕は何度か観ていますが、2回目以降はいつも同じシーンで涙が出ます。
 鎌仲監督の作品は、自然への敬意と、人々の暮らしへの敬意が、とても強く感じられます。そこに出てくる人々は、本当にかっこいい。これは原発事故の前に公開され、まさに上映会が全国で行われている最中に、原発事故が起こりました。監督はその後は、特に子どもたちを被ばくから守るために、映画を作り、行動しています。エネルギーをどうするのか、などとは違う次元で現在は、放射能を体内に取り込んでしまう状況が目の前にある、という直接の問題があります。それは、特に子供たちは、何としても避けなければいけないものだけど、国も自治体も、多くの個人も、避ける姿勢はありません。2年前の最新作『小さき声のカノン』は、原発事故後、子供たちを守る為に必死に選択し、行動するお母さんたちの物語。必見です。DVDも買えます。今やれること、やるべきこと、メッセージが明確で、心の奥に響きます。健
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hitotsubufarm.blog.fc2.com/tb.php/327-d6dca0c9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad